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津軽鉄道 : ミニ英和和英辞書
津軽鉄道[つがるてつどう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けい]
  1. (n,pref) light 
: [てつ]
 【名詞】 1. iron 
鉄道 : [てつどう]
 【名詞】 1. railroad 

津軽鉄道 : ウィキペディア日本語版
津軽鉄道[つがるてつどう]

津軽鉄道株式会社(つがるてつどう)は、青森県津軽地方に鉄道路線を持つ鉄道事業者である。津鉄(つてつ)とも呼ばれる。本社所在地は五所川原市字大町39(津軽五所川原駅前)。地元農協や沿線住民が株主となっている。
営業キロ20.7kmの津軽鉄道線を経営する。また、増収策副業として弁当どら焼きポテトチップスなどの加工食品を販売している。1934年から1955年まではバス事業も営んでいた。五所川原市のタクシー会社「津鉄観光」は、津軽鉄道の子会社であったが、のちに資本関係を解消した。津鉄観光の本社は津軽鉄道本社社屋内にあったが、2007年12月に市内の同業他社である「相互タクシー」と統合し、新会社の五所川原交通に営業譲渡されている〔五所川原のタクシー2社 12月統合(東奥日報 2007年8月31日付け記事)〕。
== 歴史 ==

JR五能線の前身である川部駅 - 五所川原駅間の鉄道を運営していた陸奥鉄道が国に買収されたのち、買収によって陸奥鉄道設立時の出資額の倍の支払いを受けた株主たちが津軽における次なる鉄道として五所川原 - 中里間の鉄道を計画し、これを建設・運営するため設立された。1930年7月五所川原 - 中里間が開通したが昭和金融恐慌の影響もあり成績はおもわしくなかった。そのため乗合自動車業に進出することとして1934年金木自動車合資会社の路線を買収したのをはじめとして近隣の乗合自動車会社の路線の買収に乗り出し路線拡大につとめた〔1935年で路線16km4台保有『全国乗合自動車業者名簿 昭和10年』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕。やがて戦時体制がすすむと交通業の合同化が推進されることになり西北津軽郡の乗合自動車路線のほとんどを手にいれることになり、1943年度の収入の4割を乗合自動車の運賃収入が占めるようになった〔『五所川原市史』第3巻、498-499頁〕。
*1928年(昭和3年)2月24日 - 設立〔『地方鉄道及軌道一覧 昭和10年4月1日現在』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕。
*1930年(昭和5年)7月15日 - 五所川原(現在の津軽五所川原) - 金木間が開業。
*1930年(昭和5年)11月13日 - 五所川原 - 中里(現在の津軽中里)間が全通。
*1934年(昭和9年)10月6日 - 金木自動車合資会社〔『全国乗合自動車総覧』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕保有の路線(金木-中里間)を買収し乗合自動車業を開始。
*1936年(昭和11年)4月 - 渋谷文男経営陸奥自動車商会〔『全国乗合自動車総覧』 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕を買収〔『五能鉄道沿線案内』昭和11年 (国立国会図書館デジタルコレクション)〕
*1955年(昭和30年) - バス事業を弘南バスに譲渡。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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