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津金 恵(つがね めぐみ、1995年10月18日 - )は長野県塩尻市出身〔ほっとフォト信州平成24年(2012年)10月~12月 〕の日本人の女子柔道選手である。階級は63kg級。身長160cm。血液型はA型。組み手は右組み。段位は初段。得意技は内股〔「柔道全日本強化選手名鑑 2016」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年4月号〕。尊敬する柔道家は谷本歩実〔「解体新書 出口クリスタ 津金恵」近代柔道 ベースボールマガジン社、2014年2月号、26-31頁〕。現在は筑波大学に在学〔部員紹介 - 筑波大学柔道部 〕。 ==経歴== 松本第一高校の柔道部監督を務めている父親の影響を受けて、柔道は5歳の時に一誠館で始めた。練習は週2日ほどでそれほどきつくなかったという。小学生の時は体重が70kgほどあったことも手伝って、長野県内では無敵だった。しかし、全国小学生学年別柔道大会には小学校5年の時に40kg超級、6年の時に45kg超級に出場したものの、ともに予選リーグで敗れた〔〔〔 読売新聞 2013年7月24日〕。 丘中学に進学すると誠心館道場所属となり、出口クリスタと一緒になった。但し、誠心館は一誠館とは違い、きつい練習が課されたために体重も10kgほど減少した。しかしながら、2年と3年の時には全国中学校柔道大会63kg級で2位となった〔。 松商学園高校に進学すると、高校1年の時にはインターハイ63kg級で決勝まで上がるものの、高岡龍谷高校3年の佐野賀世子に内股で技ありを取られて2位にとどまった。さらに全国高校選手権では、宮崎商業高校2年の松本千奈津に大外刈で有効を取られてまたも2位だった。団体戦ではチームメイトの出口クリスタとともに活躍して3位となった〔〔。 高校2年になると、8月のインターハイでは団体戦で3位だったものの、個人戦では3回戦で優勝候補である淑徳高校3年の田代未来に反則勝ちすると、決勝でも春の高校選手権で敗れた松本を内股の技ありで破って優勝を果たした〔。9月の全日本ジュニアの決勝では昨年のインターハイで敗れた山梨学院大学1年の佐野を内股で破って優勝した〔。11月の講道館杯では準々決勝で三井住友海上の阿部香菜に小内刈で敗れるが、その後の3位決定戦では了徳寺学園の田中美衣を内股で破って3位となった〔。12月のグランドスラム・東京では準決勝でブラジルのラファエラ・シルバをゴールデンスコアに入ってから内股の技ありで破ると、決勝では講道館杯で敗れた阿部に小内刈の有効で勝ち、史上最年少となる17歳1ヶ月にしてグランドスラム大会を制覇することになった〔 読売新聞 2012年12月1日〕〔 時事通信 2012年12月1日〕〔 スポーツ報知 2012年12月2日〕〔Tsugane youngest ever winner of a Grand Slam 〕。 2013年3月の全国高校選手権では、決勝で東大阪大敬愛高1年の池絵梨菜に有効で敗れて昨年に続いて2位に終わった。また、団体戦でも2位に終わった〔。 高校3年になると、8月のインターハイ団体戦では初戦で敗れたものの、個人戦では3回戦で春の高校選手権で敗れた池を足車で破ると、決勝では桐蔭学園高校1年の嶺井美穂を大外返で破って2連覇を達成した〔 日本経済新聞 2013年8月11日〕。 9月の全日本ジュニアでは2連覇を成し遂げた〔 サンケイスポーツ 2013年9月8日〕。10月の世界ジュニアでは準決勝までオール一本で勝ち進むが、決勝ではオランダのドー・ベレマと対戦して指導2でリードしながら、終盤に払巻込で有効を取られて逆転負けを喫した。団体戦では決勝のフランス戦で一本勝ちするなどチームの優勝に貢献した〔 時事通信 2013年10月26日〕〔Junior World Championships, Ljubljana 2013 〕。12月のエクサンプロヴァンスジュニア国際では2連覇を果たした。なお、この際にフランスの著名な柔道サイトであるL'Esprit du Judoから、“かわいこちゃん”と評されることになった〔d'Aix-en-Provence 2013 : Les Japonais cultivent leur jardin 〕。2014年2月のヨーロッパオープン・ローマでは優勝を飾った〔 時事通信 2014年2月16日〕。 2014年4月からは筑波大学へ進学した。1年の時には講道館杯の初戦で敗れたが、グランプリ・青島では3位になった〔 時事通信 2014年11月20日〕。2015年2月のヨーロッパオープン・ソフィアでは、決勝でイギリスのアリス・シュレジンガーを内股の技ありで破って優勝を飾った〔 スポーツ報知 2015年2月8日〕。 2年の時にはユニバーシアードに出場すると、決勝で地元韓国のパク・ジユンに内股で一本勝ちして優勝を飾った〔 時事通信 2015年7月5日〕。また、団体戦でも優勝を飾った〔光州ユニバ 日本経済新聞 2015年7月8日〕。学生体重別では決勝でフィリピン代表として活躍している早稲田大学1年の渡辺聖未に大外刈で有効を取られて2位にとどまった〔 産経新聞 2015年10月3日〕。 3年の時には選抜体重別の決勝で大学の同級生である能智亜衣美に有効で敗れて2位にとどまった〔平成28年全日本選抜柔道体重別選手権大会 〕。 IJF世界ランキングは330ポイント獲得で45位(16/5/2現在)〔World ranking list 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「津金恵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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