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洲之内コレクション : ミニ英和和英辞書
洲之内コレクション[すのうちこれくしょん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [これ]
 (int,n) (uk) this
: [うち]
 【名詞】 1. inside 

洲之内コレクション : ウィキペディア日本語版
洲之内コレクション[すのうちこれくしょん]
洲之内コレクション(すのうちコレクション)は、日本の小説家美術評論家画廊経営者洲之内徹が収集した美術品コレクションの名称。現在、全146点が宮城県美術館に収蔵されている。
== 成立の経緯 ==
洲之内は、東京美術学校在学中、左翼運動で検挙され、のち釈放されるが、まもなく中国へ召集され、諜報活動に従事する。日本帰国後に小説を書き始め、かの地で知り合った小説家、田村泰次郎1959年昭和34年)から経営していた画廊「現代画廊」で支配人として働きながら作品を発表。受賞は逃したものの芥川賞候補に3度推される文才を示した。
1961年(昭和36年)9月に田村が画廊経営から手を引いたのを機に、洲之内が画廊主となり、小説家の筆を折り、同年11月の「萬鉄五郎展」を皮切りに、「現代画廊」の経営を始める。1974年(昭和49年)から、「芸術新潮」に自身が収集した美術品についてのエッセイ「気まぐれ美術館」の連載を開始し、洲之内はエッセイストとして文筆活動を再開する。以後1987年(昭和62年)10月に亡くなるまで画商と文筆業という両輪の活動を続けた。最後に開いた展覧会は1987年10月の「矢内清六展」で、同年に発表した随筆「一之江・申孝園」が絶筆となった。
洲之内の死後、残された美術品コレクションの去就が問題となり、一時は散逸の危機にもさらされたが、「現代画廊」の旧従業員の尽力で、画廊に貸与されていた作品等が旧蔵者に返却され、洲之内の所有物と確定した146点が「洲之内コレクション」として1988年(昭和63年)、宮城県美術館に一括収蔵された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「洲之内コレクション」の詳細全文を読む




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