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activated sludge process =========================== ・ 活性汚泥 : [かっせいおでい] (n) activated sludge ・ 泥 : [どろ] 【名詞】 mud, dirt, muddirt ・ 法 : [ほう] 1. (n,n-suf) Act (law: the X Act)
活性汚泥(かっせいおでい)とは、人為的・工学的に培養・育成された好気性微生物群を含んだ「生きた」浮遊性有機汚泥の総称であり、排水・汚水の浄化手段として下水処理場、し尿処理場、浄化槽ほかで広く利用されている。 活性汚泥のほかに浮遊物などを含んだ廃棄物は、汚泥として総称される。 == 概要 == 活性汚泥は、下水中に存在していた微生物が、有機物の分解、酸素の供給(曝気、ばっき)により爆発的に繁殖・増殖を行うことにより生じる。これにより下水中の有機性汚濁が減少し、分離処理される。 活性汚泥中では細菌、菌類、原生動物、後生動物など多様な生物種が互いに共生・捕食関係にあると考えられている。これら微生物の代謝に有機物や一部の無機塩類が必要となることを利用し、水中汚濁物質としてのそれらを酸化分解または吸収分離することで汚水を浄化する。 正常な活性汚泥では微生物の集合体が数mm程度の綿くず状となり、水中を漂う現象が観察される。これをフロックと称し、その性状は下水処理場など工学的な汚水浄化を行う施設では管理上重要なポイントとなる。有機物を主体とする汚濁物質はまずフロックに物理的な作用で吸着されたのち、一部は微生物群により加水分解され、代謝系へ取り込まれると考えられている。 活性汚泥の性状は多様で、色調ひとつをとっても黄土色から黒褐色あるいはレンガ色など様々であり、その他の指標も含め、処理させている汚水の成分、季節、あるいは装置の運転条件によって変化する。時には工学的な運転条件を維持できなくなるほどの変化を生じる場合もあり、活性汚泥法における重要な留意点となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「活性汚泥」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Activated sludge 」があります。 スポンサード リンク
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