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流し満貫(ながしマンガン)とは、麻雀における役のひとつ。流局時に、自分の捨て牌がすべて么九牌だった場合に成立する。ただし、捨てた牌を他家に1枚でも鳴かれている場合は成立しない。表記揺れとして流満貫(ながしマンガン)〔、別名として么九振切(幺九振切、ヤオチューふりきり)〔とも呼ばれる。 == 成立条件 == 通常の和了は手牌を和了形にすることで成立するが、この流し満貫は例外的に、手牌の形ではなく捨て牌を問う。成立の条件は #荒牌平局時に、自分の捨て牌がすべて么九牌であること〔流し満貫を採用するルールではほぼすべてのルールにおいて荒牌平局の成立が流し満貫の条件となっているが、定義に「荒牌平局時」と明示的に記述しているルールを以下に挙げる。 * * : ヨーロッパで開催されている日本式麻雀の大会の公式ルール。 : p19、4.2.4 Five fan yaku - All Terminals and Honours Discard の項に「After an exhaustive draw」とある。 * (p152) * (p124-p125)〕 #かつ、自身が捨てたすべての么九牌が1枚も鳴かれていないこと である。これを満たしていれば、自分の手牌がどのような形であるかは関係ない〔流し満貫を採用するほぼすべてのルールにおいて、流し満貫成立の条件は「自分の捨て牌の状態」を問うのみで、「自分が鳴いているか」「自分の手がテンパイしているかどうか」は流し満貫の成立条件に入っていない。ただし、例外がないわけではない。以下に、流し満貫の成立条件に「自分の手牌の状態」を含めている例外を挙げる。 : ヨーロッパで開催されている日本式麻雀の大会の公式ルール。 : p19、4.2.4 Five fan yaku - All Terminals and Honours Discard の項に「if he has a concealed hand」とあり、門前を崩している場合には流し満貫の成立を認めないとするルールになっている。 *p206。手役解説の中で「本人がメンゼンであり、かつその捨て牌が他家によってポン、チーされていないという条件を満たさない限りは流し満貫にはならない」(原文ママ)とある。〕。 なお、四開槓や四家立直などの途中流局の場合は、たとえそれまでの捨て牌がすべて么九牌であったとしても、流し満貫にはならない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「流し満貫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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