|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 流 : [りゅう] 1. (n,n-suf) style of 2. method of 3. manner of 4. school (of thought) ・ 流水 : [りゅうすい] 【名詞】 1. running water 2. stream
流水算(りゅうすいざん)は、算数の文章題のパターンの一つで、流れる川を上下する船の速さに関して出題されるものをいう。 割合の量は、一般に単純にたしひきできない量である。 速さは割合の量であるから、速さの平均などの問題では、速さどうしを単純にたして2で割るなどの方法は取れない。 一方、速さどうしが単純にたし引きできる場合がある。 それが旅人算とこの流水算である。これは、時間の同時性による。時間は2つの動くものに同時に経過するので、相対的な距離が単純に速さの和や差に依存するからである。 割合の量は常に単純にたしひきしてはならないとする、遠山啓の提唱する水道方式では、旅人算と流水算の指導が省かれている。 == 考え方 == 特に問題文に断りがない限り、静水での船速・川の流速がそれぞれ一定であり、上りの船速がこれらの差、下りの船速がこれらの和になるものとして解く。上りと下りの船速が与えられ、静水での船速と川の流速を求めさせるのが最も単純な形式で、これは実質的に和差算と変わらない問題である。 :上りの速さ=静水時の速さ-流れの速さ :下りの速さ=静水時の速さ+流れの速さ の理解が前提となる。 ;例題 :10km離れた川上と川下に船着場がある。 :ある船が船着場からもうひとつの船着場まで、その川を下るときは1時間、川を遡るときは2時間かかる。 :船の速度と川の流れの速さは常に一定だとする。 :船の速さ、及び川の流れの速さはいくらか? ;解答 :上りの速さ:10km÷2時間=5km/h :下りの速さ:10km÷1時間=10km/h :流れの速さ:(10km/h-5km/h)÷2=2.5km/h :船の速さ:5km/h+2.5km/h=7.5km/h 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「流水算」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|