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浦和うなこちゃんは、埼玉県さいたま市浦和区のマスコットキャラクターである。やなせたかしの作で、さいたま観光大使である。 == 概要 == 江戸時代のころ、中山道浦和宿からやや離れた場所にウナギのとれる沼地(別所沼、上谷沼)が多く、旅人や釣り客に提供していたことから、うなぎの蒲焼発祥の地と言われてきた〔浦和うなこちゃん - やなせスタジオ(アンパンマンショップ)、2015年11月9日閲覧。〕〔『埼玉の謎学』3頁。〕。埼玉県立文書館所蔵の会田家文書には紀伊藩邸にうなぎを献上していたことが記されているほか、浦和宿絵図(弘化年間)には蒲焼商の名が記載されており〔さいたま市の伝統産業 - さいたま市、2015年11月9日閲覧。〕、現在に至るまで浦和名物として市民や来訪者に親しまれている。2003年頃に浦和名物のうなぎをPRするキャラクターを、うなぎ店の中村屋の店主(大森好晴)が漫画家のやなせたかしに依頼し、うなこちゃんが考案された。同時にやなせは、PRソングとして「うなぎ小唄」と「ウナギヌラヌラソング」の作詞および作曲(ミッシェル・カマ名義)も手掛けた〔浦和うなこちゃん -浦和のうなぎ- - さいたま市食育ナビ、2015年11月9日閲覧。〕。さいたま市の伝統産業として「浦和のうなぎ」が指定されている〔。 浦和区を中心にした市内のうなぎ料理店約30店が加入する「浦和のうなぎを育てる会」(金子孝道会長)が、2008年5月に浦和駅西口にうなこちゃんの石像を作成し、さいたま市に寄贈した〔。なお、設置に掛かる工事費は市が負担した〔。5月23日に前夜祭が開催され〔浦和うなぎ祭り - やなせスタジオ(アンパンマンショップ)、2015年11月10日閲覧。〕、うなこちゃんの着ぐるみがアンパンマンやばいきんまんなどと共演した。5月24日9時に駅西口改札前において、やなせ同席のもと石像の除幕式が開催された〔〔5/24、浦和うなこちゃんは… - トムス・エンタテインメント公式ブログ、2008年05月23日、2015年11月9日閲覧。〕〔。また、「浦和のうなぎを育てる会」は駅にあるものと同じデザインで小型の石像25体を製作し、そのうちの1体を翌年の2009年5月3日に別所沼公園に寄贈した。 その後浦和のキャラクターとして浸透し、さいたま市役所(旧浦和市役所)前では2002年より毎年5月に「浦和うなぎまつり」が開かれ、賑わいを見せている。創業200年近いという小島屋や山崎屋のほか、旧中山道沿いには1888年創業の満寿屋をはじめ、老舗のうなぎ店が軒を連ねており"〔『埼玉の謎学』2頁。〕、「うなぎまつり」や土用の丑の日などは特に混雑する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浦和うなこちゃん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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