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浦和駅(うらわえき)は、埼玉県さいたま市浦和区高砂一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。 == 概要 == 埼玉県庁舎およびさいたま市役所の最寄駅であり、JTBパブリッシングや交通新聞社(都道府県代表駅の記号がない「東京時刻表」を除く)の時刻表における県・市の代表駅として記載されている。1883年に上野と熊谷を結ぶ県内初の鉄道の開通と同時に開業し、さいたま市内で最も古い駅であるほか、県内でも熊谷駅、鴻巣駅、上尾駅と並んで最も古い駅の一つとなっている。成田エクスプレスを除くすべての特急・普通列車が停車する。当駅からの所要時間は東京駅へ最短25分・新宿駅へ最短21分となっている。 浦和駅周辺の人口増加に伴って京浜東北線には北浦和駅(1936年)、南浦和駅(1961年)が開設され、1985年には埼京線が開業し武蔵浦和駅・中浦和駅が開設、当駅2キロ圏には5つの駅が存在することになり、利用客の分散が起きた。そのため市内から都内へ通勤する乗降客は比較的分散しているが、県・政令指定都市の代表駅として、ほぼ同等の人口を有する政令指定都市の代表駅である広島駅や仙台駅と同等ないしそれ以上の乗員数を記録している。また、他社との乗換駅でない単独駅としては大森駅に次ぎ国内2位の乗車数となっている。 駅の所在する場所は当時の浦和宿の東はずれにあり、台地の縁にあたる部分に建設されたため、1階分の東西の高低差が生じている。また、開業当時は現在の県庁通りはまだ無く、駅に通じるメイン通りの停車場線として現在のさくら草通りが開通し、バスなどが乗り入れていた。その後再開発により駅に通じる西口メイン通りは県庁通りとなった。現在は駅南側に東西を結ぶ4車線道路として田島大牧線の工事が進んでいる。 駅周辺は伊勢丹浦和店や浦和パルコなど商業施設も多く集積し、後述の通り浦和アトレとして駅ビルが建設中である。また、さいたま市の都市計画の中で当駅は「県都の玄関口」となっていることから駅前の再開発が進められている。 なお、当駅周辺は、古くから「鎌倉文士に浦和画家」と称される文教都市や住宅地のイメージを守るため、条例によって風俗店を営むことは禁止されている。そのため県庁所在地・市役所所在地としては繁華街の規模は小さく、居酒屋も雰囲気に馴染まず出店は少ないが、そのぶん高級料亭や老舗店、西洋料理店などが駅から至近に多く立地している。駅から離れた国道17号沿いには埼玉りそな銀行やNTT東日本-関信越などの本社オフィスが建ち並び、さらにその外周の常盤(別所沼公園周辺)や岸町などは高級住宅地として知られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浦和駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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