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浦城(うらじょう)は、秋田県八郎潟町にあった日本の城である。 == 地理 == 浦城の西には高岳山が隣接している。高岳山と隣接する場所には、浦城城主の三浦兵庫頭盛永が自刃したとされる叢雲の滝があり、公園として整備されている。浦城の東には秋田自動車道があり、尾根が破壊されている。浦城に登るには、八郎潟町浦大町の常福院の奥の駐車場か、叢雲の滝近くの駐車場から登ることになる。 浦城は標高が約120mで、長さが700mの細長い山城である。帯郭跡や出丸跡、空堀跡、土塁、井戸跡がある。また、本丸跡には歴史学習館が造られている。高岳山との境はV字型に掘られている。これは薬研堀と言われるもので、掘られた部分の通路になっている部分は通称「クピトの坂(首人の坂)」と言われている。浦城は高岳山に連なるため、城域と山を区切る薬研堀を設け防衛線としたと考えられる。クピトの坂から階段を登ると、帯郭に覆われた平地が現れる。ここは通称「屋敷跡」と言われている。東にすすむと、鐘撞堂跡がある。ここには鐘撞堂が再建されており、実際に音が出る鐘撞がつるされている。更に東に進むと、武者溜跡、さらに東で本丸跡につく。 本丸跡には大きな石が置かれており、片面が平らになっている。これは昔の浦城の基礎石ではなかったかと推定されている。また、5~6cmの丸い小石が置かれている。これは城を防衛する際の石つぶてではなかったかとも、経文の字を書いた「経文石」ではないかとも言われている。また本丸跡には土を掘った井戸跡があり、大きくえぐられている。 現在浦城はNPO「浦城の歴史を伝える会」によって整備されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浦城」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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