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浦部 和好(うらべ かずよし)は、日本の外交官。外務省大臣官房長、内閣官房副長官補、在エジプト特命全権大使等を務めた。 == 人物 == 東京都出身。東京都立立川高等学校を経て、1966年に一橋大学法学部を卒業し外務省入省。 1995年外務省欧亜局長就任。1997年にロシアのイリューシン第一副首相が予定されていた訪日を突然中止し、スイスを訪問していた問題では、アレクサンドル・パノフ駐日ロシア大使を呼び出して説明を求めたが、パノフ大使は「本国の事情については知らない」と説明するのみであり、その後橋本宏外務報道官は「理解に苦しむ。遺憾の念を禁じ得ない。納得いく説明があってしかるべきだ。」と、記者会見で述べた〔朝日新聞1997年03月06日〕。 1997年には外務省大臣官房長に就任。外務省独自に行ってきた外務公務員1種試験を廃止し、国家公務員1種試験と統合する方針を公務員制度調査会で表明した〔朝日新聞1998年03月25日〕。 野上義二事務次官から竹内行夫、高野紀元、大島正太郎とともに後任次官候補として挙げられていたが、外務省機密費流用事件の機密費流用があった1997年から1999年に外務省大臣官房長を務めていたことから監督責任を問われ、厳重訓戒処分を受けていたため、最終的に次官に就任することはなく、内閣官房副長官補や駐エジプト特命全権大使を務めた後、2004年退官。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浦部和好」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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