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浦高札 : ミニ英和和英辞書
浦高札[うらこうさつ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [うら]
 【名詞】 1. inlet 
: [たか]
 【名詞】 1. quantity 2. amount 3. volume 4. number 5. amount of money 
高札 : [こうさつ]
 【名詞】 1. bulletin board 2. highest bid
: [ふだ]
 【名詞】 1. (1) token 2. label 3. (2) ticket 4. card 5. (3) charm 6. talisman 

浦高札 : ウィキペディア日本語版
浦高札[うらこうさつ]
浦高札(うらこうさつ)とは、江戸時代に出された高札の一種。海難事故における救援や浦(港湾・海岸)における治安維持を目的とした。湊高札(みなとこうさつ)とも。
元和7年(1621年)8月に江戸幕府が海難に遭遇した廻船の救助を命じた3か条を西国の浦々に命じるために高札を立てたのが最初とされる。
日本全国の浦を対象にしたと考えられるのは寛永13年(1636年)8月に出されたもので、「難破船救助」「人や荷物を救助・保護した場合の報酬」「被害荷調査」に関する3か条から成り立っていた。
寛文7年(1667年)閏2月に「長期滞船の禁止」「城米輸送船の人員・船具完備」「漂着物拾得時の報酬」「博奕禁止」の4か条が禁止された。この通達はその後何度か繰り返し通達されて、正徳元年(1711年)5月に「諸国浦高札」として日本全国に改めて通達された。正徳の浦高札は寛文の7か条とほぼ同一内容であるが、翌年8月に出された「(諸国浦高札で規定された)遭難船の救難義務の徹底」を求める前文と「吃水線以上の城米等の荷物搭載の禁止」「遭難に乗じた船頭らの不正禁止」の追加規定からなる3か条の「浦々添高札」とともに、幕末まで改廃・再通達が行われなかったことから、江戸時代を通じて海事にまつわる基本規定として機能した。
== 参考文献 ==

*服藤弘司「浦高札」(『国史大辞典 2』(吉川弘文館、1980年) ISBN 978-4-642-00502-9)
*水本邦彦「浦高札」(『日本歴史大事典 1』(小学館、2000年) ISBN 978-4-09-523001-6)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「浦高札」の詳細全文を読む




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