|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 浪速 : [なにわ] (n) Naniwa (former name for Osaka region) ・ 少年 : [しょうねん] 【名詞】 1. boys 2. juveniles ・ 年 : [ねん, とし] 1. (n-adv,n) year 2. age ・ 探偵 : [たんてい] 1. (n,vs) detective work ・ 探偵団 : [たんていだん] 【名詞】 1. (1) detective team 2. (2) study group 3. club ・ 偵 : [てい] (n) spy ・ 団 : [だん] 【名詞】 1. body 2. group 3. party 4. company 5. troupe
『浪花少年探偵団』(なにわしょうねんたんていだん)は、講談社から刊行された東野圭吾の推理小説。続編と併せて『浪花少年探偵団シリーズ』『しのぶセンセシリーズ』とも呼称される。 == 概要 == ; 作品内容 : 第一作『浪花少年探偵団』は1986年から1988年まで『小説現代』『小説現代臨時増刊』で不定期連載され、1988年12月に単行本、1991年に文庫版が発売された。後に1990年から1992年の間に『小説現代』に掲載された6編を収録した続編『浪花少年探偵団2』が1993年12月に発売され、1996年に『しのぶセンセにさよなら 浪花少年探偵団・独立篇』に改題して文庫版が発売、2011年に『しのぶセンセにさよなら』と再改題した。 : 大阪・大路小学校の女教師・竹内しのぶが、自らが担任を務める6年5組の田中鉄平と原田郁夫、大阪府警捜査一課の新藤・漆原のコンビを巻き込みながらも、身の回りで起きた事件を解決していく姿を描く。『しのぶセンセにさよなら』では前作の2年後が舞台となり、第一作の終盤でしのぶは兵庫県の大学で内地留学する決意をしたため、教師の職から離れた身となり、鉄平と原田も中学生となっている。 ; 創作までの経緯 :『小説現代』で連作するに当たって作ろうとしたキャラクターが思い浮かばなかったため、ネタに困らないという考えから、著者が2番目の姉が教師をしていたことを参考にしてしのぶのキャラクターが生まれたという背景がある。作中の世界観は著者が子供の頃に見た風景などを思い出しながら描いており、第一作の舞台となる大路小学校は著者の出身校である小路小学校を一文字変えたものである。なお、第一作収録の「しのぶセンセの推理」は編集部に渡した時点のタイトルは「たこやき食べたら」だった。 :『しのぶセンセにさよなら』は第一作の単行本が好評であり、編集部からの評判も良くリクエストされたため再び連載されることとなったが、あとがきで「作品の世界に留まっていられなくなった」と語るように、書きたいものが変わっていったため書くのはしんどく、呑気な世界は書けなくなったという著者自身の心境の変化を理由に、シリーズは『しのぶセンセにさよなら』を以て完結となった。著者は『しのぶセンセにさよなら』に対して「人間は変化するし書く物も変わり、書けなくなるものもあるということに気付かされた」と述べている。 ; メディアミックス展開 : 本作を原作とするテレビドラマが、2000年、山田まりや主演でNHK教育テレビのドラマ愛の詩枠で放送された。2012年7月からは多部未華子主演によりTBS系列のパナソニック ドラマシアター枠で放送。また、沖本秀子により漫画化もされた。 ; その他 : 宮部みゆきは第一作の文庫版解説で自身が熱狂的ファンと公言する漫画『じゃりン子チエ』の主人公・チエが大人になった時の姿にしのぶを連想させるとして、本作のシリーズを愛好していると語っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浪花少年探偵団」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|