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浮動小数点数(ふどうしょうすうてんすう、英: floating point number)は、浮動小数点方式による数のことで、もっぱらコンピュータの数値表現において、それぞれ固定長の仮数部と指数部を持つ、数値の表現法により表現された数である。 == 概要 == 指数表現によって可能な十分に広い絶対値の範囲内において、仮数部の桁数に依って常に一定の範囲内の相対誤差で任意の実数を近似できるという特性がある。そのため、極端な数を扱う分野(科学計算など)で多く用いられている。また、プログラミング言語のほとんどが対応しているということもあり、小数の表現方法としては最も普及している。 整数演算と同じ操作で処理が済む固定小数点と違い、通常の整数演算命令を使って実装すると、多くの命令と時間が必要になる。処理の軽減のため、演算にはハードウェアで実装したFPUなどのコプロセッサを用い、現在のマイクロプロセッサなどの多くでは内蔵されていることが多い。 なお、この記事では固定精度の浮動小数点数のみ扱う。任意精度の浮動小数点については任意精度演算を参照のこと。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「浮動小数点数」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Floating point 」があります。 スポンサード リンク
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