翻訳と辞書
Words near each other
・ 浮力
・ 浮力調節
・ 浮動
・ 浮動ブッシュ軸受
・ 浮動小数
・ 浮動小数点
・ 浮動小数点型
・ 浮動小数点実数
・ 浮動小数点数
・ 浮動小数点演算
浮動小数点演算コプロセッサ
・ 浮動小数点演算機構
・ 浮動小数点演算能力
・ 浮動小数点表記
・ 浮動性不安
・ 浮動株
・ 浮動株基準株価指数
・ 浮動盤
・ 浮動票
・ 浮動肋骨


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

浮動小数点演算コプロセッサ : ミニ英和和英辞書
浮動小数点演算コプロセッサ[ふどうしょうすうてん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

浮動 : [ふどう]
 (n,vs) floating
浮動小数点 : [ふどうしょうすうてん]
 (n) floating point
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 
小数 : [しょうすう]
 【名詞】 1. fraction (part of) 2. decimal 
小数点 : [しょうすうてん]
 【名詞】1. decimal, decimal point
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 
演算 : [えんざん]
  1. (n,vs) operation 

浮動小数点演算コプロセッサ ( リダイレクト:FPU ) : ウィキペディア日本語版
FPU[えんざん]

FPUFloating Point Unit浮動小数点(演算処理)装置)とは、浮動小数点演算を専門に行う処理装置のこと。コンピュータの周辺機器のようなアーキテクチャのものもあれば、CPUと一体化したコプロセッサのようなアーキテクチャのものもある。
AMDではAm9511をAPU (Arithmetic Processing Unit) と呼んでおり(2011年以降はAPUをAccelerated Processing Unitの略称として使用)、インテルではx87NDPNumeric data processor, 数値演算コプロセッサ)、またその命令についてNPXNumeric Processor eXtension)とも呼んでいる。
マイクロプロセッサにおいては、Apple IIの頃は完全に周辺機器のようなアーキテクチャだったが、8087の頃には命令の一体化など、CPUの拡張装置のようなアーキテクチャになった。
インテルのx86系CPUでは387386用)が最後となり、486からは同一のチップ内に内蔵された(486の初期には、FPUを内蔵しない廉価版と、事実上はオーバードライブプロセッサであった487もあった)。同様に、モトローラの68000系でもMC68040以降のMPUではチップ内に内蔵している。
1990年代以降の高性能プロセッサではFPUはプロセッサ内部のサブユニットとなっている。同年代以降、組み込み用のプロセッサ以外ではFPUを単体で用いることは珍しくなっている。
== 接続の形式 ==

=== I/Oプロセッサ形式 ===
FPUをI/Oポートに接続して、通常の周辺機器と同様にI/Oポートを介してデータのやり取りを行なう形式。たとえばAm9511はこの形式で設計されている。FPUは周辺機器として扱われるので、CPUと同じメーカのFPUを使わなくてもよく、8ビットCPUの時代には、コストのかかるAm9511などの代わりに別メーカの電卓用CPUをI/Oポートに接続して使うことがホビイストの間で実験的に行なわれた。
また、対応機種として設計されていない組み合わせ、たとえばモトローラMC68881MC68020/MC68030用FPU)や、インテル287286用FPU)を、MC68000MC68010に接続する場合は、データの入出力をプログラム上で明示的に行わなくてはならない。そのマシンに対応した数値演算ライブラリを使用すれば、アプリケーションソフトウェアのプログラミングにおいては、FPUを使用することを意識する必要は無いが、I/Oポートを介してデータをやり取りするため直接接続されている場合に比べて、大きなオーバヘッドが生ずる。逆に利点としては、主プロセッサと、副プロセッサの動作速度を個別に設定できるなど、自由度が高い点がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「FPU」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Floating-point unit 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.