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海信グループ(ハイセンス・グループ、中国語:(簡体字)、英語社名:Hisense Group)は、中華人民共和国山東省青島を本拠とする電機メーカー及び企業グループの総称。 主要製品は、家電製品、通信機器、情報機器。海信電器と海信科龍電器の2つのグループ企業から構成されており、2社とも上海証券取引所、香港証券取引所に上場している〔郝燕書、王鳳「アフリカの日本型ハイブリッド工場シリーズ(Q) 海信南アフリカ〜中国企業における国際化能力形成に関する一考察」〕。ハイセンス(Hisense)、科龍(Kelon)、容声(Ronshen)の3個のブランドで商品展開を行なっている。 日本語では日本法人「海信日本株式会社」が「海信グループ」「ハイセンス・グループ」の両表記を使用しているが、「海信グループ」の方が優勢のため本稿では現時点で「海信グループ」と言う表記を優先している。 == 沿革 == 1969年9月、海信グループの前身である「青島無線電二廠」が創業。社員10人余りでトランジスタラジオを生産していた。1970年には山東省初の14型ブラウン管テレビを生産。1978年に18型カラーテレビを生産。1979年2月に、「青島電視機総厰」設立、国家認定カラーテレビ拠点生産工場となる。1984年に松下電器産業(現パナソニック)からテレビ生産設備を導入〔西口、天野、趙「中国家電企業の急成長と国際化」〕、1985年に主要技術経済指標で中国国内のテレビメーカーで一位となった。 1993年、キャッシュレジスター生産開始、青島通信設備有限会社設立。1994年、青島海信グループが新社名で誕生。1995年、海信光学通信、海信不動産設立。1996年、南アフリカ海信発展有限会社設立。1997年4月に海信電器が株式を上場。同年、海信変頻空調も上場を果たす。1999年にハイセンスが中国馳名商標となる。2000年、日立製作所とCDMA技術提携合意。 2001年、韓国の大宇から南アフリカ工場買収。2002年、住友商事との合弁会社サミット・ハイセンス株式会社設立。 2005年、ハイセンスの商標を欧州各国で登録していたシーメンスと和解し、海信グループがハイセンス商標を使用出来るよう譲渡を受けた〔サーチナ「シーメンスが商標問題で海信と和解、商標譲渡」〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海信」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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