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海防艇(かいぼうてい)は、日本海軍の特務艇の一種。1945年(昭和20年)7月2日、特務艇の類別等級(別表)に新設される〔昭 和20年7月2日付 内令第586号。アジア歴史資料センター レファンレンスコード C12070515300 にて閲覧可能。〕。 == 概要 == 海防艇の始まりは1942年(昭和17年)に鋼製の哨戒特務艇として計画され、第五艦隊用の監視艇として用いる予定で300隻が要求されたもの〔世界の艦船 No.129、p.41。これに対する木製の哨戒特務艇(第一号型哨戒特務艇を指す。本記事の乙型:第百一号型のことではない)は第1号から第200号と命名された。〕。商議と議会の協賛および予算の成立を経て1944年(昭和19年)6月9日に第201号から第250号哨戒特務艇として一旦は命名が内定した〔。その後回天の開発に伴い、回天の輸送や回天を用いての戦闘も考慮した設計変更が施され、さらに1945年(昭和20年)7月2日付の特務艇類別等級(別表)の改正による海防艇の新設〔と、建造中の各艇を「第何号海防艇」と命名〔昭和20年7月2日付 達第151号。アジア歴史資料センター レファンレンスコード C12070515300 にて閲覧可能。〕〔昭和20年8月5日付 達第176号。アジア歴史資料センター レファンレンスコード C12070515700 にて閲覧可能。〕したことにより、第201号から第250号哨戒特務艇の艇名は消滅した〔。 海防艇は艇体が鋼製の計画名甲型(第一号型)と木製の同乙型(第百一号型)があり、戦局の逼迫した20年度前期陸海軍共同戦備(昭和20年4月1日)により甲型2隻、乙型18隻が起工され、直後の海軍20年度前期計画(4月6日)では甲型40隻、乙型80隻が計画された〔『昭和造船史 第1巻』p521。〕。甲型は川南工業浦崎造船所で、また乙型は各地の木造船造船所で建造されたが、いずれも終戦までに竣工に至らなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海防艇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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