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関東自動車工業株式会社(かんとうじどうしゃこうぎょう、)は、トヨタグループに属する自動車メーカー。2012年、セントラル自動車とトヨタ自動車東北を吸収し、同社を存続会社とした「トヨタ自動車東日本株式会社」となった。 トヨタ自動車をはじめとする取引先、および工場近隣の人々(特に裾野市民)からは関自(かんじ)という略称で呼ばれることも多い。 == 概要 == トヨタブランドの車両や純正部品の開発・製造、ならびにグループ会社でトヨタホームブランドの住宅躯体を製造している。また、4WD電動車椅子「Patrafour」(パトラフォー)の製造も行っている〔4駆の電動車いす 関東自動車工業 - 47ニュース〕。 1942年(昭和17年)に横須賀市に設立された株式會社海雄會を1946年(昭和21年)に関東電氣自動車製造株式会社と社名変更し、発足。1949年(昭和24年)にはトヨペットSBP型セダンの生産を始め〔ボデーメーカーによる小型乗用車のボデー架装 - トヨタ自動車75年史 > 第8節 本格的乗用車トヨペット・クラウンの登場 > 第1項 S型エンジン搭載の小型車開発〕、翌25年には関東自動車工業株式会社と社名変更した上で、トヨペットボデーの製造に全面切替を行う。 このように、当初の業態はコーチビルダーであったが、1954年(昭和29年)にトヨタ自動車工業株式会社(現、トヨタ自動車)が資本参加した後は、開発への参加と最終組立までを行うようになる。その後、1967年(昭和42年)に東富士工場、1993年(平成5年)には岩手工場を開設し、生産規模を拡大している。 古くはトヨペット・スーパーRHK型やトヨタ・スポーツ800、近年ではレクサス・SC、トヨタ・センチュリーなど、品質の高い自動車を生産することで知られており、2006年(平成18年)、米国自動車初期品質調査(J.D.パワー・アンド・アソシエイツ)のプラントアワードで、岩手工場が最高賞であるプラチナ賞、東富士工場がシルバー賞を受賞、2009年(平成21年)には、東富士工場も同じくプラチナ賞を受賞した。 これまで数多くのトヨタ車の開発から生産までを担当し、トヨタ自動車の海外生産車両の開発や生産の支援、部品生産事業などを通じて、トヨタグループの国内・海外事業展開に大きく貢献している。 昭和50年代初頭にはトヨタオフィス・ホームの生産を開始、2006年(平成18年)にはブラジルに部品製造会社を設立するなど業容の拡大を図る。 2000年(平成12年)には実質基準でトヨタ自動車の連結子会社となり、さらに2003年(平成15年)にはトヨタ自動車が発行済株式数の50.46%を保有し、米国会計基準でも連結子会社となる。2012年(平成24年)には株式交換によりトヨタ自動車の完全子会社となった。 近年では2007年(平成19年)に開催された東京モーターショーに出展するなど、展示会を通じた企業PR活動を展開している。同年から展示会用に「KANJI」のロゴを使用している。 トヨタアセットマネジメントが販売するトヨタグループ株式ファンドを構成する会社である。 横須賀市を発祥としているため、2007年(平成19年)現在も地場ディーラーの神奈川トヨタ自動車の大株主となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「関東自動車工業」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kanto Auto Works 」があります。 スポンサード リンク
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