|
(n) sea fog =========================== ・ 海霧 : [うみぎり, かいむ] (n) sea fog ・ 霧 : [きり] 【名詞】1. fog 2. mist
海霧(うみぎり、かいむ)は、暖かく湿った空気が、冷たい海面に接することで生じる霧で、特に移流霧として陸上に達する濃霧。 ==概説== 日本の北海道や、千島列島を含む北部北太平洋では、夏になると海霧が発生しやすくなる。これは北太平洋高気圧から吹き出す比較的温顔湿潤な空気が、寒冷な親潮の影響を受けて海霧を生じさせるものである〔。また、人為的物質を含めた陸由来の空中の微粒子の存在も、霧を発生させやすくする要因のひとつである〔。内陸部の背後に山地がある関係で、根釧地方では流れ込んだ海霧が滞留しやすく、日照期間が少ない冷涼な気候になっている〔。 北海道沿岸、特に釧路などでは、こうした海霧を「じり」と称し、しばしば「霧と霧雨の中間」などとも表現される。 オホーツク海沿岸ではオホーツク海高気圧によって海霧が生じると考えられているが、発生の詳しい仕組みは明らかになっていない〕。 北海に面したイギリスでは、ハール (haar) と呼ばれる海霧がしばしば発生する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「海霧」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|