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危機に瀕する言語(ききにひんするげんご)は、話者がいなくなることで消滅(死語化)の危機にある言語である。危機言語とも言われる。 == 概要 == 現在、世界には6,000から7,000の言語があるとされる〔2005年時点において国際SILによりSILコードの割り当てられた言語数は7299〕。Michael E. Kraussによれば、100万程度の話者を持つ言語は、今後100年程度は安定であるとされている。この基準によれば現存する言語のうち半数は22世紀の初めまで、つまり約100年以内に完全に話し手を失い、消滅すると予想される言語である。 1990年代以降、欧米の学界では危機言語研究に力が入れられるようになったが、その言語を記述し、記録を残す研究は進んでいないとされる。言語を研究する言語学者にとってもその言語自体が失われる事態になるため、危機言語の研究は重要であるとされる。 また、言語が消滅することは文化人類学的な面だけではなく、生物の多様性を保つ点にとっても無視できない問題であるが、辺地の地方文化、マイノリティ、少数民族への蔑視も根強く、危機に瀕した言語研究への意識も高いとはいえない事態にある。しかし日本では21世紀に入り、2003年に特定非営利活動法人「地球ことば村・世界言語博物館」が立ち上げられる等、事態を改善しようとする動きも広がりを見せつつある。 によれば、世界で最も少数言語が失われる恐れの高い場所は、オーストラリアと北米の一部とされる。研究では、経済的に発展した地域ほど少数言語は失われやすいとされ、イギリスのケンブリッジ大学は、一人当たりのGDPのレベルは言語多様性の消失と関連があると発表した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「危機に瀕する言語」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Endangered language 」があります。 スポンサード リンク
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