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消費者物価指数(しょうひしゃぶっかしすう、、略称:CPI)とは、消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。 以下では、特に断り書きがない限り日本での事例について述べる。 == 概要 == 総務省が毎月発表する小売物価統計調査を元に作成される指標で、物価指数の一つ。1946年8月より調査開始。「東京都区部消費者物価指数」など一地域での指数と区別するため「全国消費者物価指数」と称されることもある。 同省の定義では「全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するもの。すなわち家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもの。」となっている〔消費者物価指数(CPI) 統計局ホームページ〕。 国民の生活水準を示す指標のひとつとなっている。消費者物価指数は「経済の体温計」とも呼ばれており、経済政策を的確に推進する上で重要な指標となっている〔消費者物価指数に関するQ&A(回答) 統計局ホームページ〕。家計調査やGDP統計における家計消費支出など他の経済指標を実質化するためのデフレーターとしても利用されている〔。また、年金などでは、物価変動に応じて実質的な給付水準を見直すことが法律によって定められており、この物価の動きを示す指標として消費者物価指数が使われている〔。日本銀行が金融政策における判断材料として使用しているほか、賃金、家賃や公共料金改定の際の参考に使われるなど、官民を問わず幅広く利用されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「消費者物価指数」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Consumer price index 」があります。 スポンサード リンク
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