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「涙のドライヴ」(なみだのドライヴ)は、1968年3月15日に発売された、弘田三枝子のコロムビア移籍後20枚目のシングルである。規格品番:P-10。 == 解説 == チェンバロ、グロッケン、管と弦のユニゾンにハープが絡む美しいアレンジは「渚のうわさ」の流れを汲み後のいしだあゆみや南沙織、小林麻美などの女性アーティストへ引き継がれる〔「弘田三枝子 筒美京平ウルトラ・ベスト・トラックス」 COCA-14814 解説より。解説:橘高充〕。 本作の詞世界は後に小林麻美の「初恋のメロディー」の下敷きとなっている(作詩はいづれも橋本淳)〔。 B面曲「さざ波のバラード」は、歌唱力を生かしたハ短調のロッカバラード。江藤勲をはじめとするジャズ畑のミュージシャンが作り出す当時のサウンドは、ピック弾きのパーカッシヴな音やR&Bの独自の解釈によるフレーズのベースとブラシで演奏するオカズの多いドラムで独特のノリを生む〔。拍子で記譜すると三連符を多用せねばならないため、拍子で記譜されることもある。 オリジナル7インチ・シングル歌詞カードには、詞と共にA・B面曲各々のメロディー譜が印刷されている〔7インチ・シングル P-10 歌詞カードより。〕。 当初、「渚のうわさ」、「枯葉のうわさ」に続く“うわさシリーズ”として「春風のうわさ」と云う作品が1967年に録音されたが、リリースされたのは本作であった。これは『単に「涙のドライヴ」の完成度が高かったため発売を見送ったのでしょう』と当時の担当ディレクターであった東元晃の証言による〔「弘田三枝子・これくしょん マイ・メモリィ〜ミコより愛をこめて」 COCP-31461〜66 解説より。解説:合田道人〕。「春風のうわさ」は録音から36年後の2001年にCD-BOX「弘田三枝子・これくしょん マイ・メモリィ〜ミコより愛をこめて」に収録、陽の目を見ることとなった〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「涙のドライヴ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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