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淡路弁(あわじべん)は兵庫県南部の淡路島(淡路市、洲本市、南あわじ市)で話されている日本語の方言である。『近畿地方の総合的研究』の序説「近畿方言の区画」によると淡路の方言は中近畿(「せ」を「シェ」と発音、終助詞の「ジャ」、「ヨル」と「トル」による相の区別、一段動詞の四段化の見られる地域〔『解釈と鑑賞』19-6、昭和29年、楳垣実「方言の実態・近畿」〕)かつ西近畿地方に属している。大阪湾の対岸である阪神間・大阪府・和歌山と、藩政時代に支配を受けた徳島県との共通性が高く、反面、同じ兵庫県下にあり明石海峡を挟んだ対岸の播州弁との関連は少ない。 ==区分== 禰宜田竜昇は著書『淡路方言の研究』(1986年、ISBN 978-4875216575)の中で淡路を北部・中部・南部方言に分け、北部を河内・大和系、中部を泉州・和歌山系、南部を徳島系としている。 山本俊治・飯野百合子は「兵庫方言―その分布と分派―」(『武庫川女子大紀要』10、昭和37年)の中で淡路を北淡路・洲本・南淡に分け更に北淡を東浦と西浦に細分している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「淡路弁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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