|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 淡 : [たん] 1. (pref) pale 2. light 3. thin 4. faint ・ 生 : [せい, なま] 1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed
麒麟淡麗〈生〉(きりんたんれいなま)は、麒麟麦酒より発売されている発泡酒。1998年2月の発売以来、発泡酒売り上げNo.1の座を守っている。キリンビールは発泡酒市場への参入が遅れたが、当商品は、この年の記録的な大ヒット製品となり、発泡酒市場を大きく拡大させることになった。 当商品の発売以前にサッポロビールやサントリーが販売していた商品は、副原料に米やコーンスターチや糖類のみを使用していたため、味のレベルが低かったが、淡麗は、副原料に大麦を初めて使用することで、ビールに近い味を実現し、大ヒットにつながった。 発売当初から使われているCMソングは、ジプシー・キングスの「ボラーレ」(2004~2007年を除く。2008年、発売10周年を記念して再び使用、2012年はCMキャラクターのケツメイシがカバーしている)。 派生商品として、糖質70%オフの「淡麗グリーンラベル」と、プリン体0.00㎎・糖質0%の「淡麗プラチナダブル」がある。また発泡酒としては珍しく、大瓶や業務用の樽生も販売されている〔キリン樽詰生ラインアップ 〕〔ちなみに2009年11月現在、国産の発泡酒・第3のビールで樽生が販売されているものは、他にサッポロビールの『北海道生搾り』・『サッポロ麦とホップ』のみで、瓶製品が販売されているのは、他にはアサヒビールの本生ドラフトのスタイニーボトルとサントリーのダイエット生の小瓶のみ。サントリーの『マグナムドライ』は瓶・樽生共に販売終了。〕。 ==「麒麟淡麗〈生〉」のリニューアル== 発売後も改良は続けられ、2015年2月までに計8回のリニューアルが行われている。 * 2001年1月31日〔さらにおいしくなった「麒麟 淡麗<生>」誕生 〕 - 大麦配合率の最適化と醸造工程の見直しを行い、さらに爽快な味わいとすっきりした後味を実現した。デザインは、外周部の文字をシルバー地・白文字に変更し、「麒麟」のロゴの背景にシルバーの線を入れた。 * 2001年12月中旬〔「麒麟 淡麗<生>」ブラッシュアップして、新登場 〕 - 従来は大麦を細かく粉砕していたが、粗挽きした大麦を採用することによって、細かく粉砕した従来の大麦に比べて「渋み」や「香りの変化」の元となる成分を抑制し、大麦本来の「うまさ」を引き出すことに成功した。デザインは、外周部の文字をぐるりと囲む形から()状に囲む形に変更し、「麒麟」のロゴの下の英文を赤字に変更した(淡麗ヒストリーで紹介されている缶は2005年の缶で、この時期の缶ではない)。 * 2005年1月上旬〔「淡麗」シリーズを2005年にリニューアル 〕 - 大麦を20%以上増量し、本格的なうまさを実現すると共に、製造方法を改良することで、鮮度とキレ味を一層強化した。デザインは、「麒麟」のロゴの背景から線を取り除き、「麒麟」のロゴの下に「ORIGINAL BREW」と記した帯を加え、帯の下の英文を黒字に戻した。 * 2007年1月上旬〔定番の「麒麟淡麗〈生〉」をリニューアルするとともに、好評な「円熟」ブランドより「キリン 円熟黒」を新発売 〕 - カラメル麦芽の配合率を増やし、原料配合の最適化を図ることで本格感を高めるとともに、糖化条件を見直すことで酸味の質を向上させ、後味のキレを改良した。デザインは、「淡麗〈生〉」の文字の背景に大麦を配し、「麒麟」のロゴの下の帯に「KIRIN TANREI」と記し、波型から直線型にした。 * 2007年12月中旬〔発売10周年を迎える定番の「麒麟淡麗〈生〉」と“糖質70%オフ”の「淡麗グリーンラベル」をリニューアル 〕 - 大麦の使用量を10%増量し、「キレ」と「飲みごたえ」が両立した“より本格的なうまさ”を実現した。デザインは変更なし。 * 2009年初頭〔2009年 キリンビール事業方針 〕 - さらに原料配合を最適化し、うまさを際立たせ、キレ味と爽快感を高めた。デザインは変更なし。 * 2011年2月上旬〔「麒麟淡麗<生>」と「淡麗グリーンラベル」をリニューアル 〕 - “すっきりとした味わい”と“キレ・爽快”のバランスを生かしながら、ドイツ・ハラタウ産の「ヘルスブルッカーホップ」を増量することによって“爽快な香り”を高め、さらなる飲みごたえを実現した。デザインは、外周部の文字を白地・銀文字でぐるりと囲む形に戻し、「麒麟」のロゴの下の帯に「淡麗」「TANREI DRAFT」と記した。さらに「麒麟」のロゴと中央部の帯の下の英文のフォントを変更し、麒麟と「生」の文字を大きくした。 * 2012年3月頃 - 缶の右下に「お酒」マークを入れるとともに、ラベル左下に目立たないように入っていた「発泡酒」の表記を「生」の下(250ml以下は「お酒」マークの左)に移した。大瓶は変更せず、中身についても変更なし。 * 2015年2月頃〔「淡麗 極上<生>」リニューアル発売 〕 - 「麒麟淡麗〈生〉」から「淡麗極上〈生〉」(たんれい ごくじょうなま)にリニューアル。大麦を40%増量し、「ダブル仕込製法」を導入し、淡麗史上最高の飲みごたえを実現した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「麒麟淡麗〈生〉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|