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深堀事件(ふかほりじけん)は、元禄13年12月19日(1701年1月16日)から12月20日(同1月17日)にかけて起こった、肥前国天領長崎(現・長崎県長崎市)において長崎会所の役人と佐賀藩深堀領の武士(家老格深堀鍋島家の家中のこと)の間に起こった騒動。これにより双方に死者を出す騒ぎになった。別名「深堀騒動」(長崎側から)、「長崎喧嘩」「大音寺坂事件」とも。 この事件の起きた背景には、香焼瀬戸を通る長崎入港の貿易船から礼物を徴収する慣例があったが、長崎町人によってこの慣行を侵すなんらかの事態があったためとも言われている〔『長崎県の地名 日本歴史地名大系43』226 - 227頁。〕。 == 事件の経過 == === 発端 === 事件は12月19日、長崎・本博多町(現在の万才町の一部分)にある大音寺坂〔東の今下町に向かう坂道は、元和6年(1620年)にミゼリコルディアの跡地に大音寺が建立されたことから、大音寺坂と通称された。〕において、深堀領の武士深堀三右衛門・志波原(柴原・柴田)武右衛門(清右衛門)両名〔家禄はそれぞれ30石と12石。〕と、初の男孫の宮参りのお祝いでこの日に祝宴を張った長崎会所役人高木彦右衛門の家来の諍いから始まった。 おりからの雪で足場が悪く、当時69歳の三右衛門がついていた杖が払った泥が彦右衛門の使用人の惣内〔名前は諸説あり、文献によっては「又助と久助」となっている。〕という人物にかかった。2人は非礼を詫びたが惣内達はこれを許さず、口論になった。この時の諍いはいったん収まったが、夕刻浦五島町にある深堀鍋島家の蔵屋敷に高木の家来10数人が屋敷内に乱入し、三右衛門と武右衛門の他、屋敷に居合わせた者たちに暴行を働いた上に大小の刀を奪った〔奪われた刀は、伊香賀利右衛門の周旋で返却された。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「深堀事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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