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深泥池(みどろがいけ、みぞろがいけ)は、京都市北区上賀茂深泥池町〔文化庁 国指定文化財等データベース 深泥池生物群集 〕〔京都市情報館 天然記念物 深泥池生物群集 〕および狭間町にある池および湿地である。深泥ケ池とも記す。 == 概要 == 周囲は約1540m、面積は約9.2haで、池の中央に浮島が存在する。この深泥池に流入する河川はないが松ヶ崎浄水場の配水池より若干の漏水が流入している〔深泥池における水質分布特性 〕。周囲は標高200mを下回る小高い山々〔池の北西側をケシ山、東側を高山、チンコ山、南側を西山にそれぞれ囲まれている。〕に囲まれており、南西端のみが開けて低地に面している。その形態から、およそ1万年前までに、池の南西部にできた開析谷(かいせきこく)〔台地の末端部分が断層活動や水流による侵食で、がけ崩れが繰り返し発生してできた谷をいう。〕の出口が、鴨川(賀茂川)の扇状地堆積物(砕屑物)によって塞き止められ、自然堤防の原型が造り上がって、深泥池の形状を保ってきたと考えられている〔西村2008 p.52:『京都五億年の旅』(地学団体研究会京都支部、法律文化社、1979年)p.163〕〔深泥池水生生物研究会 市民が誇れる京都最古の自然-深泥池- 〕。また、この時期の最終氷期の地層から、地質調査によってミツガシワの花粉が確認された。 なお、この場所には人工の堤防が築かれている。『愛宕郡村志』によれば「古代に於いて用水の為に造築」されたといい〔京都地名3 p.86〕、6世紀前後に上述の自然堤防に人工堤防が増築されたものとされる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「深泥池」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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