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千畳敷(せんじょうじき)は、青森県西津軽郡深浦町にある海岸。津軽国定公園に属する。地名をとって深浦千畳敷とも。 == 概要 == 1792年(寛政4年)の地震で隆起したと伝えられる海岸段丘面。 物珍しがった津軽藩の殿様が、そこに千畳畳を敷かせ大宴会を開いたとされることからこの名がある。藩政時代には殿様専用の避暑地で庶民は近づけなかったという。 千畳敷の平らな部分の岩は明白緑色で、付近の奇岩は黒色だったり暗赤色だったりするが、いずれにせよ、黒鉱鉱脈と関連するグリーンタフである。 秋田県から青森県日本海側を経て北海道渡島半島まではグリーンタフが発達し、火山活動や地震が多かった場所で、歴史地震の記録も多く、近年プレートの境界が発見されるなど地殻変動の激しい場所である。深浦町は、幾度となく隆起をくり返しており、海岸線を走る鉄道や車道から、きれいな海岸段丘の階段が観察される。千畳敷もこの段丘面の一つであり、大潮の日など引き潮が激しいときには、にわか千畳敷が沢山観察される。波の強い日には、浅瀬の淵に波が立って、高い段丘面の上から観察すれば、千畳敷のような地形が幾つもあることに気付くことが出来る。 File:Senjyojiki1.JPG|(2009年7月) File:Senjyojiki2.JPG|(2009年7月) File:Senjyojiki3.JPG|(2009年7月) File:Senjyojiki4.JPG|(2009年7月) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千畳敷 (青森県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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