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深溝断層(ふこうずだんそう)は、愛知県額田郡幸田町深溝にある断層である。 この断層は1945年(昭和20年)1月13日土曜日に起こった三河地震に伴って出現した。太平洋戦争の末期であり、戦意に影響を及ぼすという政府の判断により地震の詳細な発生状況や被害が報道されることはなかった。このため、当時の状況を正確に伝えるのは実際に地震を体験した人のみである。 1975年(昭和50年)、愛知県により深溝の断層露頭が天然記念物に指定された。 == 規模 == 深溝断層は延長20キロメートル(海底部分で約10キロ)、三河湾の中央から北に向かい形原町(現在の蒲郡市西部)付近から三ヶ根山の東側を彎曲しながら通り、幸田町深溝(三ヶ根駅の南側)でほぼ直角に西へと曲がって幸田町地内で一旦地表から消失する。その南西、吉良町宮迫から西へ向かい津平付近までの約2.5キロメートル、津平から北に向かい、西尾市方面へ向かう、同じく三河地震で出現した約7キロメートルの副断層は「横須賀断層」と呼ばれ、これを含めると延長28キロメートルに及ぶ。 断層の南西側で隆起が、北東側で沈降が確認され、一部では1メートル程度の水平変位も見られた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「深溝断層」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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