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(n) mixed economy =========================== ・ 混合 : [こんごう] 1. (n,vs) (1) mixing 2. mixture 3. (2) miscegenation ・ 混合経済 : [こんごうけいざい] (n) mixed economy ・ 合 : [ごう] 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) ・ 経 : [けい, たていと] (n) (weaving) warp ・ 経済 : [けいざい] 1. (n,vs) economics 2. business 3. finance 4. economy ・ 済 : [すみ] 【名詞】 1. arranged 2. taken care of 3. settled
混合経済(こんごうけいざい、mixed economy)とは、計画経済と市場経済の混合システムである。自由放任の政治経済の思想に対し、多くの国営企業が市場に参入したり、政府が経済政策などを通したりして社会経済に多くの影響力を行使するものである。 ==概要== 現代ではほとんどの国が市場経済を掲げていても政府の経済への関与は少なからぬものがあり、自由放任の市場経済は事実上存在しない。その中でも政府が市場経済に直接多くの関与をするのが混合経済という。西欧では社会民主主義政党が政権の座につくことも多く、社民主義諸政権がこうした経済運営をとったほか、保守政党も類似した政策をとることが多かった〔1980年代以前の日本の自民党も含むが、公務員の労働者数に占める比率が比較的低く、公共企業体の経済に占める事業規模も小さく、一方外郭団体が多数存在するという点で西欧諸国の混合経済体制とは異なる。〕。 1929年から発生した1930年代の世界恐慌後、特に、第二次世界大戦後の資本主義国に広まった政策である。世界恐慌における記録的な民間投資後退が金融システムの疲弊や資産市場の衰退を通じて、著しい景気後退と深刻な社会不安を招いた反省があったからである。 政府が均衡財政にこだわらず歳出を行なうことで、乗数効果による国民所得維持を図り、民間投資の減少を引き止め、完全雇用の達成と経済成長を図ることが目的である。 さらに、所得再分配をはかり消費性向低下を抑制することや、社会福祉の充実により社会不安を背景とした過剰貯蓄を回避し個人消費の育成を図るなどの政策も前述の目的に沿っている。さらに、規制などによりあらかじめ産業の需給調整を図り、投資リスクの低下を図る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「混合経済」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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