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混晶 mixed crystal 混晶 ( リダイレクト:固溶体 ) : ウィキペディア日本語版 | 固溶体[こようたい] 固溶体(こようたい、solid solution)とは、2種類以上の元素(金属の場合も非金属の場合もある)が互いに溶け合い、全体が均一の固相となっているものをいう。非金属元素同士が互いに溶け合った場合は、混晶(こんしょう)ともいう(固溶体とほぼ同じ意味で使われる)。合金や鉱物に多く見られる。固溶体を作ることによって材料を強化することを固溶強化という。 ==概要== 固溶体とは、均質なる結晶(固体)でありながら、若干の合分が混和して構成されたと考えられるものである〔坪井誠太郎 『岩石學Ⅰ』 1939年 岩波全書91〕。その形はAxByCz...で表わされるもの。(ただし、固溶体の構成成分をA,B,C...とし、x,y,zの値に連続的な変化がある。) 食塩水は、NaCl及びH2Oの二つの合分が混和したものなので、(NaCl)x(H2O)yで表わされる。 混和度については、無限にいかなる割合にも混じり合うものがある一方で、ある一定の割合でしか混和しないものもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「固溶体」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Solid solution 」があります。
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