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清元榮三 : ミニ英和和英辞書
清元榮三[きよもと えいぞう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [げん, もと, がん]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 4. (2) former 
: [み]
  1. (num) three 

清元榮三 : ウィキペディア日本語版
清元榮三[きよもと えいぞう]

清元 榮三(きよもと えいぞう、1936年2月23日 - )は清元節三味線方。東京都江東区深川出身。本名、小柳泰一。父は清元若寿太夫、弟は清元美寿太夫重要無形文化財保持者(人間国宝)。清元協会副会長。
==経歴==

* 1936年2月23日 - 東京都江東区深川に生れる。
* 1947年 - 後に師事する清元榮壽郎が出演する『天衣紛上野初花』(浄瑠璃「忍逢春雪解」通称三千歳)を見物し、その三味線の音色に圧倒され榮寿郎の許へ入門を決意するも、義務教育が終わるまでの入門が許されず、中学校在学中に三味線の素地を作るために清元節三味線弾きの清元一壽郎(当時は二世清元国太郎)に入門する。
* 1951年 - 憧れだった、清元節三味線弾きの清元榮壽郎(当時は三世清元榮次郎)に入門する。7年間、内弟子として修業する。榮壽郎に教わったのは「北州千歳壽」の一曲だけだった。
* 1952年 - 六世清元延寿太夫から清元榮三の名を許される。
* 1953年 - 歌舞伎座で、尾上菊五郎劇団上演の「木蓮物語」で初舞台。
* 1963年 - 師匠の清元榮壽郎が急逝。名古屋西川流二世家元西川鯉三郎が、名古屋を地盤にした榮壽郎の後継に榮三を指名し、「名古屋をどり」の地方は現在も榮三と弟の美寿太夫が務めている。名古屋の芸者衆の「名妓連」の師匠にも榮壽郎の後継に榮三を指名した。榮壽郎が作曲した作品は西川流の初演が多い事も関係している。
* 1972年10月 - 歌舞伎座で、「貸浴衣汗雷」(夕立)で、初めてのタテ三味線を清元志寿太夫の浄瑠璃で勤める。
* 1986年 - 古典7段と師匠榮寿郎の作品2段を集めたLPレコード3枚組の『花吟集』を美寿太夫とテイチクレコードから発売。
* 1989年 - 清元協会理事に就任
* 1993年 - 文化庁芸術祭賞を受賞。
* 2001年 - 清元の古典曲と榮壽郎の遺作を上演する「清元榮三の会」を開催。以後毎年自身の誕生日に開催。
* 2003年 - 清元清寿太夫と同時に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
* 同年 - 清元協会副会長に就任。
* 同年6月 - 重要無形文化財保持者(人間国宝)認定を記念して、NHK芸能花舞台に、清寿太夫と出演。清寿太夫と榮三の二人だけで「雁金」を演奏した。
* 2006年 - 旭日小綬章を受章。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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