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清原貞衡[きよはら の さだひら]
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・ 原 ： [はら, もと]
1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
清原貞衡[きよはら の さだひら]
清原 貞衡（きよはら の さだひら、生没年不詳）は、平安時代後期の武将。
陸奥守源頼俊が行った蝦夷征伐（延久蝦夷合戦）に助勢し、衣曾別嶋荒夷（えぞがわけしまあらえびす）と閉伊七村山徒を平定し日本の東端（北端）を津軽海峡まで到達させ、恩賞として鎮守府将軍従五位下に叙せられた。前の鎮守府将軍清原武則との関係は不明だが、武則の孫である真衡と同一人物（貞と真の誤記）とする説〔小口雅史「延久蝦夷合戦をめぐる覚書」『日本中世の政治と社会』吉川弘文館、2003年 ISBN 9784642028295〕〔入間田宣夫「延久二年北奥合戦と清原真衡」『十和田湖が語る古代北奥の謎』校倉書房、2006年 ISBN 4751737503〕が有力であった。一方で武則の子で真衡の父である武貞の別名とする説や、武則自身を海道平氏出身としてその弟とする説〔野口実「平安期における奥羽諸勢力と鎮守府将軍」『古代世界の諸相』晃洋書房、1993年 ISBN 9784771006706〕〔野口実『中世東国武士団の研究』高科書店、1994年〕、海道平氏出身で武貞の娘婿とする説〔樋口知志「藤原清衡論（上）」『アルテス リベラレス（岩手大学人文社会科学部紀要）第82号』岩手大学、2008年〕〔樋口知志『前九年・後三年合戦と奥州藤原氏』高志書院、2011年 ISBN 9784862150882〕もあり、海道平氏説が有力〔元木泰雄『河内源氏 - 頼朝を生んだ武士本流』中央公論新社、2011年 ISBN 9784121021274〕となってきている。
== 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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