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イージス艦衝突事故(イージスかんしょうとつじこ)とは2008年(平成20年)2月19日に海上自衛隊所属のイージス艦と漁船とが衝突して発生した海難事故。海難審判での事件名は護衛艦あたご漁船清徳丸衝突事件。 == 概要 == : 発生地点 - 千葉県の野島崎沖 : 発生時刻 - 2008年2月19日午前4時7分頃 当時最新鋭であったイージス護衛艦「あたご」と千葉県勝浦市漁協所属の漁船「清徳丸(せいとくまる)」が衝突。清徳丸は船体が2つに裂け大破・沈没。乗員であった船主(58歳男性)と船主の長男(23歳男性)の2名が行方不明となった。数十日間におよぶ漁協関係者・海上保安庁・海上自衛隊3者が懸命の捜索をおこなったが発見できず、2人は同年5月20日に認定死亡とされた。 また、この海難事故では自衛艦側の過失や情報公開の姿勢、自衛隊員への教育(艦船監視を窓越しにしか行わなかった。シミュレーターが20年前と古く、5隻しか表示できない(実際には10隻以上多々有))についてマスコミに取り挙げられ、世間的に話題となったほか、2月21日には石破茂防衛大臣が新勝浦市漁業協同組合川津支所や遺族宅を訪れ、直接謝罪をするなど異例の事態となった。 事故の回避義務について海難審判ではあたご側に(2009年(平成21年)1月→確定)、刑事裁判では清徳丸側に(2011年(平成23年)5月、横浜地裁)それぞれあったとされ判断が分かれた。刑事裁判は、第一審・第二審ともにあたご側に無罪判決が下った後、検察側が上告を行わなかったことから2013年6月26日付をもって終息した〔イージス艦の2自衛官無罪確定へ、検察上告断念の方針 (共同通信社・47News:2013/6/24)、2013/6/25閲覧)〕。 == 経緯 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イージス艦衝突事故」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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