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清水 南山(しみず なんざん、本名: 清水 亀蔵、1875年3月30日 - 1948年12月7日)は、広島県三原市幸崎町出身の彫金家。日本画の大家である平山郁夫の祖母の兄。 広島県出身者としては初めて特待生として東京美術学校(現在の東京藝術大学)に入学した。最初は絵画科(日本画)へ所属していたが、後に彫金科に編入した。その後は独自の創作活動を続け、彫金界の第一人者としての地位を築いた。1919年から1945年までは母校の東京美術学校の教授として、学生の指導に当たった。この間、帝室技芸員(1934年12月3日〔『官報』第2378号、昭和9年12月4日。〕)、日本彫金会会長、帝国美術院会員を歴任した。 その作風は伝統技法を大切にした格調高いもので、「梅花図鍍金印櫃」などの代表作を残している。南山の専門とする彫金は金属面を鏨で彫り崩し、絵画的文様を表現するという極めて装飾性の高い技術である。 第二次世界大戦が終結する一ヶ月前、東京美術学校を退官して故郷に疎開し、そこで終戦を迎える。戦後、物資がとぼしく材料や工具など不自由であったが創作活動を続けた。そして1948年12月7日、結核性腹膜炎を患い病床に伏し、東京の自宅で死去した。享年73。 ==脚注== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「清水南山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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