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清水 康夫(しみず やすお)は日本の工学者、技術者。本田技術研究所主任研究員。自動車技術会会員・日本機械学会会員。電動パワーステアリング(EPS)の発明者。可変ギヤ比ステアリング(VGS)の発明者。 == 業績 == 従来の自動車のステアリングは油圧制御方式であった。清水は、世界に先駆けて電動化、電動パワーステアリングの開発に成功する。これにより、エネルギー効率が95パーセント以上効率化し、自動車の燃費向上、排出二酸化炭素削減、産油廃絶が可能となり全世界に普及拡大、自動車の操作性だけでなく、環境問題にも大きく貢献した。〔東京電機大学OB講演会 講演者プロフィール 〕 自動車に求められる機能には燃費向上の他に、運転する機能の向上も重要である。受賞者は、この中でも従来は油圧駆動であるがために多くのエネルギーを消費していたパワーステアリングを電動化し、効率を大幅に向上させ、世界で初めて量産車に実用化した。また、併せて開発したモータのトルク制御技術をベースに、自身で解明した緊急操舵時のドライバ特性を反映し、電動ならではの高度な制御でギア比を変化させる技術によって、運転の楽しさ・安全性・燃費を向上させた。これら開発は、操舵という自動車の基本に関する創始的なものとして、技術の進歩発展に貢献した。〔〕 従来の自動車用ステアリングのギヤ比は一定であった。清水は、世界に先駆けて車速によるギヤ比の可変化に成功する。この可変ギヤ比ステアリングの研究・開発を通じて,車両の低速走行時,高速走行時及び旋回において,安定したハンドル操作が行える方法を提案し,理論解析にあわせて所要のギヤ比特性が具現化する基本機構を提案.また,設計,実験と改良を重ね,多数の論文を発表すると共に,本システムを量産車両に世界で初めて搭載。この技術は21世紀の車両研究に対して一つの方向性を示すものであり,ステアリングギヤ比は一定という自動車誕生以来の考え方から脱却して,人間の操作とそのシステムの最適化に対して根本的な提案をすると共に実用化を行ったもので,交通・物流分野の技術における大きな業績である。〔日本機械学会交通・物流部門受賞者一覧2000年度 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「清水康夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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