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清見オレンジ ( リダイレクト:清見 ) : ウィキペディア日本語版 | 清見[きよみ]
清見(きよみ)はミカン科ミカン属の常緑小高木で、柑橘類の一種である。温州ミカン(宮川早生)と外国産のトロビタオレンジを交配させたもので、日本で育成・公表された最初のタンゴールである。品種名の「清見」は、育成地(静岡県静岡市)の近くにある清見潟(きよみがた)・清見寺(せいけんじ)に由来する〔果樹試験研究推進協議会会報2008年1月「清見誕生秘話」 2013年6月17日閲覧〕。 == 特徴 == 果実の諸特性は概ね温州ミカンとスイートオレンジの中間である。形は扁球形で平均200g程度、果皮は濃橙色で肉質は柔らかく、また果汁は多い。皮を剥くのは温州ミカンよりやや難しい。果汁の糖度は11~12度でそれほど高くないが、成熟期のクエン酸含有量は1%程度でオレンジの香りがして、食味は良好である。主産地は愛媛県、和歌山県、佐賀県、広島県、成熟期は3月である。 樹体の耐寒性は強い方で、かいよう病にはかなり強く、そうか病にも抵抗性を有する〔。 ビタミンCが多く、ビタミンA、Eも含み、また食物繊維も豊富である。抗酸化作用、発ガン抑制作用などがあるとされる食物機能性成分のβ-クリプトキサンチンを多く含むことも明らかになっている〔金沢市中央卸売市場公式ウェブサイト「清見オレンジ」 2013年7月5日閲覧〕〔果樹試験研究推進協議会公式ウェブサイト「β-クリプトキサンチン」 2013年7月5日閲覧〕〔食品産業センター「機能性成分・活用性等調査-各種機能性成分を有した国産農産物(国産カンキツ類)-」p.67 2013年7月5日閲覧〕。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kiyomi 」があります。
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