|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 渦 : [うず] 【名詞】 1. swirl ・ 糸 : [いと] 1. (n,n-suf) thread 2. yarn 3. string
渦度(うずど、かど)は、流れの回転するありさまを表現する量である。渦度はベクトル量(さらに言えば擬ベクトル)であり、流れの速度ベクトルのなすベクトル場の回転である。 渦度ベクトルΩは流速ベクトル''v'' = (''vx'' , ''vy'' , ''vz'' ) により、以下のように表される。 : 渦度ベクトルを流線のようにつなげた曲線を渦線という。流れの中のある閉曲線上の各点を通る渦線によってできる曲面を渦管という。断面積を無限小にした渦管を渦糸という〔渦線と渦糸は同じようであるが、渦線は幾何学的な曲線であり、渦糸は流体の肉付けのある点が異なる。たとえるなら幾何学的な点と質点との違いに似ている。〕。渦糸が閉曲線になっている場合、これを渦輪という。'v'' = (''vx'' , ''vy'' , ''vz'' ) により、以下のように表される。 : 渦度ベクトルを流線のようにつなげた曲線を渦線という。流れの中のある閉曲線上の各点を通る渦線によってできる曲面を渦管という。断面積を無限小にした渦管を渦糸という〔渦線と渦糸は同じようであるが、渦線は幾何学的な曲線であり、渦糸は流体の肉付けのある点が異なる。たとえるなら幾何学的な点と質点との違いに似ている。〕。渦糸が閉曲線になっている場合、これを渦輪という。' = (''vx'' , ''vy'' , ''vz'' ) により、以下のように表される。 : 渦度ベクトルを流線のようにつなげた曲線を渦線という。流れの中のある閉曲線上の各点を通る渦線によってできる曲面を渦管という。断面積を無限小にした渦管を渦糸という〔渦線と渦糸は同じようであるが、渦線は幾何学的な曲線であり、渦糸は流体の肉付けのある点が異なる。たとえるなら幾何学的な点と質点との違いに似ている。〕。渦糸が閉曲線になっている場合、これを渦輪という。 == 性質 == * 流れの中に微小領域をとったとき、微小時間で考えれば、その領域は渦度ベクトルの方向を軸に角速度 (1/2)|ω| で剛体的に回転する。 * 1本の渦管を考えたとき、渦管の表面を一周する任意の閉曲線Cに沿った循環(渦度ωの線積分) *:: *:は、渦管に固有の量となり、渦管の強さと呼ばれる。ここで ''ds'' は閉曲線Cの線要素、''dS'' はCで囲まれる曲面の面要素である。 * 同様に、渦糸に対してその断面積σと渦度ωとの積 Γ = σω は渦糸に固有の量であり、渦糸の強さと呼ばれる。このことから、渦糸が細いところほど渦度が大きくなることが分かる。 * 渦管や渦糸は流体内部の点で途切れることはなく、流体領域の境界(無限遠を含む)まで伸びているか、閉曲線となり渦輪を作るかのどちらかである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「渦度」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vorticity 」があります。 スポンサード リンク
|