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a warm front =========================== ・ 温暖 : [おんだん] 1. (adj-na,n) warmth ・ 温暖前線 : [おんだんぜんせん] a warm front
温暖前線(おんだんぜんせん、warm front)は、暖かい気団が冷たい気団に向かって移動する際の接触面で発生する前線。主に暖かい気団の前進によって発生するのでこう呼ばれている。 == 特徴 == 日本付近をはじめとした北半球では、温帯低気圧の発生初期には南側に存在し、だんだんと進行方向の前方に向かって反時計回りに動いてくる。ある程度北上すると寒気の勢力が強まってくるので北上が弱まり、東西に連なって伸びるようになる。低気圧が長寿命の場合は、更に動いて前線の付け根(低気圧と前線の接点)が低気圧の西側までぐるりと回り込むこともある。 暖気が寒気に乗り上げるため、一様に傾斜した比較的緩やかな境界面ができる。下側にある寒気は前線の移動に伴ってゆっくりと後退するが、その上にある前線面では、温度差と暖気が運んでくる豊富な水蒸気により、広域的に穏やかな対流が起きて、層状の雲が発達しやすい。 温暖前線の長さは一般的に数百km~2,000km程度である。上空から前線の雲域をみると、その幅は平均500km~1,000km以上にもなる。雲域の中の雨域はもっと狭く、幅は300km程度である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「温暖前線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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