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香港電視娯楽(、)、略称港娯(HKTVE)は、香港においてあらたに放送を開始する予定の民間放送局である。香港の通信系企業であるPCCWが、地上波放送業界への進出を目指して開設した放送局である。 2016年4月6日より、地上波放送局としての放送を開始する。 ==概況== 香港では、地上波放送局として亞洲電視(ATV)および無綫電視(TVB)の2局が放送していたが、ATVは長年の赤字経営と経営陣の頻繁な交代から香港の視聴者の興味を失いつつあり、実質的にTVBの「1台独大」という市場独占状態となっていた。この状況を解消するため、香港政府は2009年、新たに無料放送局として免許を発行する方針を明らかにした。 PCCWでは、ケーブルテレビ方式の有料放送局として、2003年9月より『now寬頻電視』(英語名:now TV)の放送を開始していたが、この機会に無料地上波放送への進出を検討し、新たに設立したのが香港電視娯楽である。 2013年10月15日に、香港政府から奇妙電視とともに免許審査に通ったことが発表された。CEOの李沢楷は、今後80億香港ドルを投じて、大嶼島の東涌にスタジオ等を備えた製作拠点を建設し、正式免許の発行後1年から1年半以内に放送開始する予定と発表した。 既にTVBなどから俳優や製作スタッフを引き抜き、2013年5月より番組制作を開始している。 2015年4月1日、香港政府より、12年間の放送ライセンスが正式に与えられた。準備が整い次第、放送開始を予定している。当面は、無料放送ながらも専用の受信機を介して放送となり、厳密には地上波放送とは言えないが、放送開始1年以内に広東語チャンネルによる24時間放送と、2年以内の英語チャンネルによる16時間放送の開始という、地上波放送局としての条件を満たす放送の開始準備を行うとしている。 また今後10年間に27億香港ドルを投じる事などを発表している。 2016年4月6日より、正式に放送開始する事を発表した。周波数は、同年3月をもって放送を終了する亞洲電視に与えられていたものを利用する。同年3月2日には、放送予定の番組表が発表され、4月6日より地上波での放送を開始する事となった。 なお、ATVで放送されていた香港地上波唯一の香港制作日本語番組『JP TIME TV(日語大放送)』(主に香港人向けに、日本各地の観光情報を放送する情報番組)は]]Go!Japan TV(日本大放送)』と改題の上当局で放送継続の予定。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「香港電視娯楽」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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