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湊 かなえ(みなと かなえ、1973年 - )は、日本の小説家。広島県因島市中庄町(現・尾道市因島中庄町)生まれ。尾道市立因北小学校、因北中学校、広島県立因島高等学校〔、武庫川女子大学家政学部卒業。 現在、兵庫県淡路島在住〔。 == 経歴・人物 == 子供の時から空想好きで、小中学校の図書室で江戸川乱歩や赤川次郎の作品に親しんだ。 武庫川女子大学卒業後アパレルメーカーに就職し、青年海外協力隊隊員としてトンガに2年間赴いた後、淡路島の高校で家庭科の非常勤講師となる。結婚後「形に残せるものに挑戦したい」と創作を始めた。昼は主婦業をこなし、朝晩は執筆に励む。 2007年、「聖職者」が第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。そして「聖職者」から続く連作集『告白』が2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は共に史上初。本人はこの時のインタビューで、5年後に目指す姿として「まず、作家であり続ける。そして『告白』が代表作でないようにしたい」と話している〔〔中国新聞 2009年4月10日 5面〕。2010年に松たか子主演で映画化され、これが2010年度の日本映画興行収入成績で第7位(38.5億円)を記録。書籍の売上も累計300万部を超える空前の大ベストセラーとなり、作者の名とともに"イヤミス(読んだ後に嫌な気分になるミステリー)"というジャンルを世に広めた。 緻密な構成の支えとして、徹底した登場人物の性格付けを心がけており、「履歴が決まれば人物が動いてくれる」として執筆前にはどんな脇役でも履歴書を作っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「湊かなえ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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