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湯田中駅(ゆだなかえき)は、長野県下高井郡山ノ内町大字平穏にある長野電鉄長野線の駅で同線の終点である。標高599.76mで同社線の最高地点に位置する。駅番号はN24。 == 駅構造 == 単式ホーム1面1線を有する地上駅で、有人である駅舎には、駅務室、待合室、観光案内所などがあり、自動券売機(タッチパネル式2台)が設置されている。一時、駅業務は長電タクシーに委託されていたが、直営に戻された。 以前は2面2線の相対式ホームを持っていて、通常は2番線のみを使用していた。構内には留置線を有していた。2面2線時代は、平坦な場所にあるホームに3両編成を入れるために、駅の奥にある県道の踏切を乗り越え、かつ約200mの延長線を走ってからスイッチバックをして入線するという珍しい駅だった。これは、駅が40‰の勾配を登りきった所にあって、信州中野方へ平坦な場所でホームを延長することが困難であり、また、そのままでは駅の奥にある県道の踏切に先頭車がかかったためである。なお、2両編成ならそのまま入線しても全長がホームにかかったためスイッチバックは行われなかった。 2006年9月1日 - 30日に行われた大規模改修工事(期間中は区間運休となりバスで代行輸送)により、このスイッチバックは解消され、ホームは現在の構造となり、駅の奥の踏切と約200mの延長線も廃止された。スイッチバック廃止の理由は、同年12月9日に営業運転を開始した1000系電車の運転席の位置や構造上、スイッチバック方式の駅への乗り入れが困難であったからである。 かつて、当駅から渋温泉近くの渋・安代方面へ延長(設置駅は遊園地駅と渋安代駅)する計画があり、鉄道敷設免許も二度にわたり交付されたものの、用地買収などが難航し、着工できないまま免許は失効している。 長野駅からの特急のうち、殆どのB特急は信州中野駅で湯田中行きと接続する。 列車到着時には「美わしの志賀高原」(作詞:西沢爽/作曲:古賀政男/歌:岡本敦郎)がホームに流れる。一方発車時にはこれと対照的に、早目の電子音ブザーが繰り返し鳴る。 湯田中温泉の最寄り駅であると共に、志賀高原への玄関口。1998年2月の長野オリンピック開催直前に駅名を「志賀高原駅」に改称する計画もあったが、地元の温泉組合を中心とした反対で白紙撤回されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「湯田中駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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