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写真湿板(しゃしんしっぱん、英語:''Collodion process'' )とは写真術で用いられた感光材料の一種である。 == 発明 == 1851年〔『発明の歴史カメラ』pp.28-31「湿板写真の発明」。〕〔にイギリス〔〔のフレデリック・スコット・アーチャー(''Frederick Scott Archer'' )が発明〔〔『クラシックカメラ専科』p.190。〕した。 ヨウ化物〔を分散させたコロジオンを塗布した〔〔無色透明のガラス板を硝酸銀溶液に浸し〔〔てヨウ硝化銀の感光膜を作ったものである。湿っているうちに撮影〔〔し、硫酸第一鉄溶液で現像し、シアン化カリウム溶液で定着してネガティブ像を得る。日本語ではコロジオン湿板、または単に湿板と呼ばれる場合も多い。 感度が高く露光時間が5秒から15秒〔と短いこと、1枚のネガから何枚でもプリントできた〔こと、画質がダゲレオタイプと変わらなかった〔こと、ダゲレオタイプと比較できないほど安価だった〔こと、アーチャーが特許を取得しなかった〔ことから短い期間でダゲレオタイプ〔〔やカロタイプ〔を駆逐した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「写真湿板」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Collodion process 」があります。 スポンサード リンク
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