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wet-bulb temperature =========================== ・ 球 : [たま, きゅう] 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball ・ 温度 : [おんど] temperature ・ 度 : [ど] 1. (n,n-suf) (1) degree (angle, temperature, scale, 2. (2) counter for occurrences 3. times 4. (3) strength (of alcohol) 5. (4) (uk) (pref) very 6. totally
湿球温度(しっきゅうおんど、)は、気体と蒸気(通常は空気と水蒸気の混合した系)の物理的な特徴を示す温度の一種である。 湿球温度という用語にはいくつかの意味がある。 *熱力学的湿球温度 (thermodynamic wet-bulb temperature) - ある空気塊を一定気圧に保ちながら、その空気塊の中に水を蒸発させることによって、飽和に達するまで断熱的に冷却した場合に、その空気塊が持つ温度。このとき、蒸発に必要な気化熱は全てその空気塊から奪われるものとする。 *乾湿計の湿球を読み取った温度。 *断熱的湿球温度 (adiabatic wet-bulb temperature) - 空気塊の気圧を下げることによって飽和になるまで断熱的に冷却し、その後、湿潤断熱過程で元の気圧まで圧縮したときの空気塊の温度。 ==実際的な考察== 熱力学的湿球温度は、通風のある水で湿った(あるいは氷で覆われた)表面において、純粋に蒸発のみによる冷却によって達成されうる最低の温度である。 既知の気圧と乾球温度を持つ空気塊について、熱力学的湿球温度は相対湿度や露点、その他の量と一対一の対応関係がある。これらの値の関係は湿り空気線図に描かれている。 飽和(相対湿度100%)に達していない空気の場合、湿球温度は乾球温度よりも低く、露点温度は湿球温度よりも低い。 汗の蒸発による人体の冷却は、周囲の空気の湿球温度(および相対湿度)が増加するにつれ抑制される。 夏場、湿球温度が低いと、空調のエネルギー消費が次の理由により低くなる。 #除湿に要するエネルギーが減ること #冷却塔の効率が増すこと 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「湿球温度」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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