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『源君物語』(みなもとくんものがたり)は、稲葉みのりによる日本の漫画。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)2011年42号より連載している。『源氏物語』を元にした恋愛漫画で、主人公の美少年が叔母の指導で「現代の光源氏」を目指すという内容である。 作者の稲葉みのりは、「えっちな漫画が描きたい」と希望したところ編集担当から『源氏物語』を題材にした作品を提案され、念願の初連載がかなったと記している。しかし実際に「えっちな」場面に至るまでが長く、同じ『週刊ヤングジャンプ』で連載しているマドカマチコは自作品の一コマに『源君物語』のヒロイン3名の似顔絵を配置した上で「おあずけにおあずけを重ねた挙句! やはりおあずけというある種のマゾヒズムなジレンマの中で、いかに展開していくかが商業エロの醍醐味なんですよ!」と漫画家である主人公に語らせている。このストーリー展開の遅さは、稲葉が遅筆〔のため、週刊連載でありながら掲載ページ数が毎回8ページであることも影響している。また、主人公が女装するシーンがあるのも特徴である。 累計発行部数は、単行本8巻刊行時点で100万部を突破している〔集英社『週刊ヤングジャンプ』2016年13号、279頁。〕。 == あらすじ == 主人公・源光海は、中学生時代に同級生の女子達から酷いいじめを受けた経験から重度の女性恐怖症に陥っていたが、大学入学を機にトラウマ克服を決意する。突然の父の再婚により、なかば追い出される形で叔母・藤原香子の家で居候生活を始める光海であったが、源氏物語の研究者である香子により「現代の光源氏」を目指すように言い渡される。光海が香子の紹介する美女たちとの恋愛を重ねていく物語である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「源君物語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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