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源寛 : ミニ英和和英辞書
源寛[みなもと の ひろし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [みなもと, げん]
 【名詞】 1. source 2. origin 

源寛 : ウィキペディア日本語版
源寛[みなもと の ひろし]
源 寛(みなもと の ひろし、弘仁4年(813年) - 貞観18年5月27日876年6月22日))は、平安時代前期の貴族嵯峨天皇の皇子。官位正四位下宮内卿
== 経歴 ==
元服と同時に正六位上に叙せられ、のち省試に及第して文章生となる。承和3年(836年正五位上から従四位上に昇叙される。のち加賀阿波守と地方官を経て、承和12年(845年神祇伯に任ぜられると、右京大夫刑部卿と京官を歴任。仁寿2年(852年越中守と再度地方官を兼ね、斉衡4年(857年讃岐権守に転じた。この間の斉衡3年(856年)20年ぶりに昇叙され正四位下となるが、以降死去までの20年間この位階に留まった。
貞觀5年(863年宮内卿に任ぜられ、翌貞観6年(864年越前権守を兼ねる。貞観12年(870年伊予守に転任。貞観18年(876年)5月27日卒去。享年64。最終官位は散位正四位下。
== 人物 ==
幼い頃から学問に熱心であったことから、父の嵯峨天皇は幅広い分野に通じるよう寛に研鑽させたという。性格は地味で真面目であり、みだりに交際をしなかった。また政事に留意することがなく、自らの意志で敢えて公卿の地位には昇らなかったという。〔『日本三代実録』貞観18年5月27日条〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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