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源 成信(みなもと の なりのぶ、天元2年(979年) - 没年不詳)は、平安時代中期の貴族。村上天皇の皇子である兵部卿・致平親王の子。官位は従四位上・右近衛権中将。 == 経歴 == 藤原道長室である源倫子は母方の叔母にあたり、その縁で道長の猶子となる。長徳2年(996年)正月昇殿、同4年(998年)10月22日、民部大輔から右近衛権中将となる(のち備中守を兼帯)。長保元年(999年)正月禁色を聴され、翌長保2年(1000年)4月従四位上〔『枕草子勘物』〕。 長保3年(1001年)2月3日夜、「光少将」と呼ばれ共に美男と並び称された左近衛少将・藤原重家と相具して三井寺へ赴き、慶祚阿闍梨の室において剃髪出家した〔『日本紀略』『権記』『百練抄』長保3年2月4日条〕。 万寿4年(1027年)藤原道長の薨去時、善知識の一人として近侍〔『愚管抄』〕。長命であり、後朱雀天皇代の長久年間(1040-1044年)頃まで生存していたらしい。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「源成信」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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