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源氏物語忍草(げんじものがたりしのぶくさ)とは、江戸時代に出版された源氏物語の梗概書である。 == 概要 == 外題は「源氏物語忍草」、内題は「源語忍草」。1688年の成立。源氏物語の梗概書であるが連歌師のための書としての側面の強い源氏大鏡や源氏小鏡とも、初学者向けの側面の強い十帖源氏等とも異なった優れた注釈書としての側面も持っており〔原豊二「源氏物語忍草」室伏信助監修上原作和編集『人物で読む源氏物語 第14巻 花散里・朝顔・落葉の宮』勉誠出版、2006年(平成18年)5月、pp. 406-410。 ISBN 4-585-01154-4 〕、「源氏物語の平明な入門書として類書を抜く」とまで評され写本として一部の文人たちの間に伝わってはいたものの伝本も少なく知名度も低かったが、約150年後の天保年間に至って版本として刊行されて普及した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「源氏物語忍草」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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