翻訳と辞書
Words near each other
・ 源氏物語系図
・ 源氏物語細流抄
・ 源氏物語絵巻
・ 源氏物語考
・ 源氏物語聞書
・ 源氏物語聞書 (牡丹花肖柏)
・ 源氏物語表白
・ 源氏物語評釈
・ 源氏物語釈
・ 源氏物語難儀抄
源氏物語青表紙河内本分別條々
・ 源氏物語願文
・ 源氏系図
・ 源氏系図小鏡
・ 源氏絵
・ 源氏聞書
・ 源氏蛍
・ 源氏論議
・ 源氏釈
・ 源氏長者


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

源氏物語青表紙河内本分別條々 : ミニ英和和英辞書
源氏物語青表紙河内本分別條々[げんじものがたりあおひょうしかわちほんふんべつじょうじょう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [みなもと, げん]
 【名詞】 1. source 2. origin 
源氏 : [げんじ]
 【名詞】 1. (1) Genji (the character in the Genji Monogatari) 2. (2) the Minamoto family 
源氏物語 : [げんじものがたり]
 (n) the Tale of the Genji
: [うじ]
 【名詞】 1. family name 2. lineage 3. birth 
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
物語 : [ものがたり]
  1. (n,vs) tale 2. story 3. legend 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 
: [あお]
 (n) 1. blue 2. green 3. green light
青表紙 : [あおびょうし]
 blue-colored book
: [ひょう]
  1. (n,n-suf) table (e.g., Tab 1) 2. chart 3. list 
表紙 : [ひょうし]
 【名詞】 1. front cover 2. binding 
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
河内 : [はのい, かわち]
 【名詞】 1. Hanoi 
: [うち]
 【名詞】 1. inside 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
本分 : [ほんぶん]
 【名詞】 1. one's duty 2. one's part
: [ぶん, ふん]
  1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1
分別 : [ぶんべつ, ふんべつ]
  1. (n,vs) discrimination 2. separation 3. division 4. classification 5. distinction 
: [べつ]
  1. (adj-na,n,n-suf) distinction 2. difference 3. different 4. another 5. particular 6. separate 7. extra 8. exception 
: [くりかえし]
 (n) repetition of kanji (sometimes voiced)

源氏物語青表紙河内本分別條々 : ウィキペディア日本語版
源氏物語青表紙河内本分別條々[げんじものがたりあおひょうしかわちほんふんべつじょうじょう]

源氏物語青表紙河内本分別條々(げんじものがたりあおひょうしかわちほんふんべつじょうじょう)または源氏物語青表紙定家流河内本分別条々(げんじものがたりあおひょうしていかりゅうほんかわちほんふんべつじょうじょう)とは、源氏物語青表紙本の本文と河内本の本文とがどのように異なるのかについて述べた書物である。広義には源氏物語の注釈書に含まれる。
== 概要 ==
源氏物語の古注釈の中で本文の異同について触れたものは河海抄、花鳥余情など数多く存在するが、中でも最もまとまった形で青表紙本の本文が河内本の本文とどのように異なるのかについて取り上げたのは本書である。奥書によれば本書は延徳2年(1490年)の成立であり、大内政弘猪苗代兼載に命じて作成させたとされる。現存する部分による限り本書は至って小規模な書物で、本文の異同を取り上げている場所は数項目に過ぎず、池田亀鑑は本書は源氏物語の本文についての本格的な注釈書といったものではなく、出先などで写本を調査したときにその本文が河内本であるのか青表紙本であるのかを簡単に判断するための鑑定便覧のようなものでは無かったかと推測している。本書で青表紙本や河内本とされている本文の多くは河海抄や花鳥余情といったそれ以前の注釈書において青表紙本や河内本とされていたものであるが、池田亀鑑が多くの写本を調査した上で完成した『校異源氏物語』(『源氏物語大成校異篇』)によって明らかになった青表紙本や河内本とはしばしば異なっており、池田は本書に記述について、「確かな伝本を確認した上で書いたのではなく、それ以前の注釈書の記述からの孫引きであったり記憶に基づいて書いたりしたのであろう。」としている。当時定家本を正しく伝えられているとされて主流になっていると言えた三条西家本系統の本文は現在では河内本や別本からの混入があると考えられているが、本書の記述による限り、全ての項目において青表紙本であるという評価を受けることになる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「源氏物語青表紙河内本分別條々」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.