翻訳と辞書
Words near each other
・ 源氏香
・ 源氏香の図
・ 源氏香之図
・ 源氏鶏太
・ 源水橋
・ 源池の井戸
・ 源河大川
・ 源河川
・ 源泉
・ 源泉かけ流し
源泉の感情
・ 源泉分離課税
・ 源泉徴収
・ 源泉徴収制度
・ 源泉徴収票
・ 源泉所得税
・ 源泉掛け流し
・ 源泉湯の宿松乃井
・ 源泉課税
・ 源泉駅


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

源泉の感情 : ミニ英和和英辞書
源泉の感情[げんせんのかんじょう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [みなもと, げん]
 【名詞】 1. source 2. origin 
源泉 : [げんせん]
 【名詞】 1. source 
: [かん]
 【名詞】 1. feeling 2. sensation 3. emotion 4. admiration 5. impression
感情 : [かんじょう]
 【名詞】 1. emotion(s) 2. feeling(s) 3. sentiment 
: [じょう]
 【名詞】 1. feelings 2. emotion 3. passion 

源泉の感情 : ウィキペディア日本語版
源泉の感情[げんせんのかんじょう]

源泉の感情』(げんせんのかんじょう)は、三島由紀夫の対談集。1952年(昭和27年)から1968年(昭和43年)にかけて雑誌上で行なわれた小林秀雄大江健三郎舟橋聖一安部公房石原慎太郎野坂昭如福田恆存大島渚芥川比呂志テネシー・ウィリアムズ千宗室坂東三津五郎喜多村緑郎喜多六平太杵屋栄蔵豊竹山城少掾武原はんとの19話の対談が収録されている。文芸論、演劇論、伝統芸能茶道談義から政治問題まで幅広い内容となっている。
1970年(昭和45年)10月30日に河出書房新社より刊行された〔山中剛史「著書目録――目次」()〕。2006年(平成18年)2月に河出文庫で収録内容を入れ替え再刊行されている。
書名の〈源泉の感情〉は、ヘルダーリンの『追想』の中の「多くの者は源泉へ行くことに畏怖の念を抱く」から取られたものと推測されるが、三島の『愛の疾走』の作中には、〈俺の心には、ジイドのいはゆる〈源泉の感情〉がいつもこんこんと湧き出てゐるのだ〉ともある〔高橋重臣「源泉の感情」()〕。
== 収録内容 ==
;「美のかたち――『金閣寺』をめぐって」 対:小林秀雄
:1957年(昭和32年)、雑誌『文藝』1月号に掲載されたもの〔に所収〕。
:※ 本書収録以前に『三島由紀夫選集18』(新潮社、1959年)に初収録されている。
:※ 対談実施日は1956年(昭和31年)11月頃。
;「現代作家はかく考える」 対:大江健三郎
:1964年(昭和39年)、雑誌『群像』9月号に掲載されたもの〔。
:※ 対談実施日は7月13日。
;「大谷崎の芸術」 対:舟橋聖一
:1965年(昭和40年)、雑誌『中央公論』10月号に掲載されたもの〔。
;「二十世紀の文学」 対:安部公房
:1966年(昭和41年)、雑誌『文藝』2月号に掲載されたもの〔。
;「新人の季節」 対:石原慎太郎
:1956年(昭和31年)、雑誌『文學界』4月号に掲載されたもの〔。
;「エロチシズムと国家権力」 対:野坂昭如
:1966年(昭和41年)、雑誌『中央公論』11月号に掲載されたもの〔。
:※ 対談実施日は9月。
;「文武両道と死の哲学」 対:福田恆存
:1967年(昭和42年)、雑誌『論争ジャーナル』11月号に掲載されたもの〔。
;「ファシストか革命家か」 対:大島渚
:1968年(昭和43年)、雑誌『映画芸術』1月号に「羽田事件と暴力の構造を追究する」のタイトルで掲載されたもの〔。
:司会に小川徹。
;「七年後の対話」 対:石原慎太郎
:1964年(昭和39年)、雑誌『風景』1月号に掲載されたもの〔。
; 「演劇と文学」 対:芥川比呂志
:1952年(昭和27年)、雑誌『文學界』2月号に掲載されたもの〔。
; 「劇作家のみたニッポン」 対:テネシー・ウィリアムズ
:1959年(昭和34年)、雑誌『芸術新潮』11月号に掲載されたもの〔。
:※ オブザーバーとして、フランク・マーロ、ドナルド・リチー参加。
; 「歌舞伎滅亡論是非」 対:福田恆存●
:1964年(昭和39年)、雑誌『中央公論』7月号に掲載されたもの〔。
; 「捨身飼虎」 対:千宗興
:1961年(昭和36年)、雑誌『淡交』8月号に掲載されたもの〔。
:※ 対談実施日は6月19日。実施場所は中洲・其角。
; 「日本の芸術 歌舞伎」 対:坂東三津五郎
:1956年(昭和31年)、雑誌『群像』1月号に「日本の芸術1」のタイトルで掲載されたもの〔。
; 「日本の芸術 新派」 対:喜多村緑郎
:1956年(昭和31年)、雑誌『群像』2月号に「日本の芸術2」のタイトルで掲載されたもの〔。
; 「日本の芸術 能楽」 対:喜多六平太
:1956年(昭和31年)、雑誌『群像』3月号に「日本の芸術3」のタイトルで掲載されたもの〔。
; 「日本の芸術 長唄」 対:杵屋栄蔵
:1956年(昭和31年)、雑誌『群像』4月号に「日本の芸術4」のタイトルで掲載されたもの〔。
; 「日本の芸術 浄瑠璃」 対:豊竹山城少掾
:1956年(昭和31年)、雑誌『群像』5月号に「日本の芸術5」のタイトルで掲載されたもの〔。
; 「日本の芸術 舞踊」 対:武原はん
:1956年(昭和31年)、雑誌『群像』6月号に「日本の芸術6」のタイトルで掲載されたもの〔。
:※「日本の芸術」の全話は、本書収録以前に『三島由紀夫選集19』(新潮社、1959年7月)に初収録されている〔杉山欣也「『源泉の感情』」()〕。
初刊本『源泉の感情』の「あとがき」で三島は以下のように対談者たちの特徴や感想を語っている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「源泉の感情」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.