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準同型暗号(じゅんどうけいあんごう)は、準同型性を有するような暗号方式である。RSA暗号、ElGamal暗号など整数論をベースとした多くの公開鍵暗号方式は、この特徴を有しており、電子選挙、電子現金などの暗号プロトコルにおいて利用される。 ==性質== 二つの暗号文 が与えられた時に、平文や秘密鍵なしで を計算できる。 ここで は、加法 や乗法 のような二項演算子とする。直感的に言うと、もし が加法に関して準同型性を有するものであれば、 と から を計算できる。 ただし、加法、乗法の両方の演算が可能な準同型性暗号はまだ知られていない。準同型性は暗号プロトコルを構成する上で非常に有用な性質ではあるが、暗号文のみから、平文の操作を可能としてしまうため、通常利用には適していない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「準同型暗号」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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