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溝田 弘利(みぞた ひろとし、1931年3月8日〔 - 2012年10月12日〔「神戸新聞」2012年10月12日 夕刊11面〕)は、日本の実業家、政治家。溝田旗工業元社長、エドモンズ大学日本校元理事長、元神戸市会議員(長田区選出)、同議長。 == 人物 == 先代の前社長溝田利松が1930年(昭和5年)5月に個人で創業した溝田旗工業の跡を1984年(昭和59年)3月に利松の死去にともない引き継ぐ。同時に神戸市会議員も務め、市会議長などを歴任する。その後、1992年(平成4年)には国政選挙にくら替えするため市会議員を辞職し、第16回参議院議員通常選挙兵庫県選挙区に出馬したが落選(78,413票、10人中7位)〔平成4年7月26日執行 参議院議員通常選挙 選挙記録 - 加西市選挙管理委員会〕。供託金も約6,000票差で没収された。 1983年(昭和58年)には、学校経営にも乗り出す。神戸弘陵学園高等学校を設立し理事長に就任。さらには姫路学院女子短期大学を買収して「ひめがくキャンパスランド」を名乗り学長におさまるが、大学(学校法人)の認可が得られず。また著名人を教授に迎えようとしたり、キャンパス内に遊園地・動物ふれあい牧場(ポニー牧場・わんわんランド)・スポーツクラブ・自動車教習所・スーパー銭湯などを併設する奇抜な構想を試みる。1990年4月には「エドモンズ大学日本校」開校。米国のワシントン州立エドモンズ大学(コミュニティ・カレッジである)の名を冠するが、関連はなく実質的には全く無関係。各種学校に過ぎず、その後のバブル崩壊でともに失敗、閉校。 その他、ゴルフ場や駐車場経営なども手がけるが、バブル崩壊、資金難でことごとく失敗。溝田は、約70億円の負債を個人で賠償した。溝田旗工業は1993年に和議を申請(のちに取り下げ)。その後3代目社長となった溝田一郎の下で一度は再建を果たしたが、2008年のリーマンショック以降は売上不振に陥り、2011年2月1日に事業停止ののち、4月18日に破産開始決定を受けた〔幟や旗製造の溝田旗工業(株)/自己破産 - JC-NET 2011年5月6日〕。 長らく消息不明となっていたが、2012年10月12日、神戸市内の特別養護老人ホームにおいて、呼吸不全で死去〔。81歳没。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「溝田弘利」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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